水木プロにある油性ペンは「傷があるものが多い」 「水木先生の普段の暮らしぶりが窺い知れる」エピソードが話題に

J-CASTニュース

   「水木プロダクション」公式ツイッターが2022年4月21日、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な漫画家の故・水木しげるさんが生前に使っていたという油性ペンのキャップの写真を投稿した。

  • 水木しげるさん(写真:AFP/アフロ)

    水木しげるさん(写真:AFP/アフロ)

  • 水木しげるさん(写真:AFP/アフロ)

「周りは水木に左腕がないことを忘れていました」

   「水木プロ」公式ツイッターが公開したのは、赤と黒2本ずつの油性ペンのキャップ部分の写真。「水木プロにある油性ペンは、キャップに傷があるものが多いです。これは、水木しげるがキャップを歯で開けて使っていたから。水木は左腕がないからです。水木は何でも自分一人でやってしまうので、周りは水木に左腕がないことを忘れていました」との文言が添えられている。水木さんは太平洋戦争の際、激戦地・パプアニューギニアのラバウルで爆撃に遭い、左腕を失った。

   ツイートには1万近くの「いいね」が押され、「大切に遺されていたのですね」「博物館に保存されるべき、と思いました」「水木先生の普段の暮らしぶりが窺い知れる品ですね」「道具の傷って、持ち主が見えて嬉しいね」「文字通り腕一本で一時代を築いたんだなあ…」などの書き込みが相次いでいる。

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