【味変できる】セブンカフェのラテ用『日本橋榮太樓の黒みつ』が良い仕事するので、他の食材でも試してみた !

ロケットニュース24


便利で美味しい、セブンカフェ商品。毎日の始まりに終わりに、ついつい買ってしまいがちだ。ささやかな進化と変化がありつつ、安定した味にほっこりする。

しかしここにきて、セブンがドリンクにちょい足しする用の商品を発売。お得意の粒粒スタイルではない変化球だ。その名も『日本橋榮太樓(えいたろう)の黒みつ』といい、自分の手でカフェラテに入れてねとのことである。


・老舗和菓子店の商品

『日本橋榮太樓の黒みつ(税別28円)』はその名の通り、老舗の和菓子店・榮太樓總本鋪の商品だ。甘いものにさほど詳しくない記者でさえ知っている有名店である。

デパートに入るなどして全国展開しているというのに、記者の暮らす奈良県には店舗なし。そうした意味でも、手軽にコンビニで購入できる点はありがたい。

2022年4月15日に販売開始したこちらの商品、冒頭に書いた通りセブンカフェのラテに入れることが推奨されている。しかしラテだけでなく、セブンのコーヒーにも合うらしい。ミルク入りの方が、より相性が良いというだけなのだろう。

最寄りのセブンへ買いに走ると、レジ横の目立つ箇所に山積みにされていた。売り場を眺めていると、老若男女、中でも野良仕事の合間である雰囲気漂う男性たちがたびたび手に取っている。黒みつ人気の新たな一面を見た気分である。


・爽やかで上品な黒みつ

それはさて置き、記者も購入してみるとしよう。手のひらサイズの黒みつは、スーパーで購入する寿司に付いて来るしょう油のような見た目の袋に入っている。袋の端を切って、ドリンクに注入するタイプのようだ。


店内でサクッとカフェラテを淹れて、黒みつと共に持ち帰る。すぐさまラテに入れてみたところ、サラサラとしておりガムシロップのような感覚だ。


全部入れると甘すぎるかもしれないと、半分ほどで様子を見ることにした。好みで量を調節できるところも、良いではないか。黒みつは重みがあるため、沈殿しやすい。飲む前にマドラーでかき混ぜるようにしよう。


半分残した黒みつをなめてみると、しつこさがなく爽やかで上品な甘みだ。沖縄県の黒糖を使用しているとのこと。老舗和菓子店の気合いを感じる仕上がりだ。


もう十分に美味しいことがわかるが、先ほどから繰り返している通りラテとあわせるための商品。ラテに入れたものを飲まずして、その真価は発揮されないに違いない。

混ぜ混ぜしながらひと口入れると、なるほどこれは……ウマい!! コーヒーの苦みを和らげつつ、コクのある甘みがミルクにジワっと溶けて、より優しい味のラテに仕上がる。

黒みつが主張し過ぎず、かといってその存在はしっかりと感じるところもすごい。ラテに合わせるべくして生まれた商品であることを、改めて感じるひと袋だ。『日本橋榮太樓の黒みつ』、良い仕事をするじゃないか。


・まずはラテに入れてみるのが正解

せっかくなので先ほど残しておいた黒みつを、甘みなしのヨーグルトやバニラアイス、モッツァレラチーズなどにもかけてみる。結果、いずれの食材とも相性が良いと判明。

中でも甘みがないヨーグルトなどは黒みつの味が際立つので、黒みつそのものを味わいたい人にオススメだ。逆に甘みが濃いものだと、若干黒みつが負けてしまう気がしないではない。


そうなるとラテのあのバランスの良さは、すごく絶妙であったことがわかる。なにはさて置き、まずはラテに入れるのが正解……ということなのだろう。

繰り返すがこれまでセブンカフェの味変といえば、粒粒とした形状のアイスをコーヒーで溶かすスタイルが主流だった。それに比べて、今回のタイプは甘みが調整できる上に他の食品にもかけられる。袋開封時に手がベタつくというデメリットを差し引いても、個人的にはこちらの方が好みだ。

是非ともこの方向で味変シロップなどの商品展開を進めていただけるよう、この場からそっと願うことにする。セブンの商品開発担当者の方々、よろしくお願いします。

参考リンク:セブンカフェ用 日本橋榮太樓の黒みつ
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

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