「皐月賞2022」の出馬表をダビスタみたいにしてみた! 過去レースから脚質をまとめたらめっちゃ勝ちそうな馬いるゥゥゥウウウ!!

ロケットニュース24

中山の直線は短いぞ! 後ろの娘たちは間に合うか? これはアプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』の中山競馬場の実況である。子供の頃から競馬シミュレーションが好きな私(中澤)。初めて触れた『ダービースタリオン3』から27年間、中山競馬場の直線が短く激坂なことは常識だ。

本日4月17日15時40分発走のGⅠ『皐月賞』はそんな中山2000メートル。クラシック三冠の一冠目だし、馬券買うっきゃねェェェエエエ! でも、ガチ競馬を全然知らないのでダビスタ式で予想しますね

・ゲームとの違い

2022年の高松宮記念で初めてガチ競馬に参戦した私。大阪杯桜花賞と参戦して分かったのは、思っていたより1番人気が勝たないということ。現実はやっぱりゲームとは違う。

で、もう1つゲームとの違いを感じたのは出馬表だ。脚質とか書かれてないもんなんだな。多分、現実は位置取りがどうなるかフタを開けないと分からないからだと思われるが。

・ダビスタみたいな出馬表を作ってみた

でも、競馬ゲーマーとしては脚質と位置取りはめっちゃ大事。特に、中山とかだと冒頭の通り後ろからは不利である。そこで過去のレースを参考に『皐月賞2022』でダビスタみたいな出馬表を作ってみた

なお、◎などの印は、勝率や過去のレースの勝ち方から、ダビスタならこういう印がつきそうというノリでつけたものである。要するに適当であり、実際の能力を表しているわけではないことを明言しておきたい。各馬の能力が数値化されているわけでもないしな。ちなみに、印のつけ方はダビスタ3~ダビスタ96を意識した。

で、ダビスタ式で考えると印が寄りがちにはなったのだが、個人的にはもっと実力がどんぐりの背比べな印象を受けた。悪く言えば抜きんでた馬はいないし、良く言えば粒ぞろいの世代とも言える。

・レース展開予想

そうなってくると、やはりレース中の位置取りが重要になってくるだろう。ちなみに、表の脚質については、ダビスタと同じく、前レースで見せた位置取り。ここから予想できるレース展開は以下のような感じだ。

前に行く馬が多めになりそう。ハナの取り合いはビーアストニッシドとデシエルトが演じそうだが、それについていきそうな馬が3~4頭いるのでハイペースになるかもしれない。で、それを見るのが3頭くらいいて上記の構図。さて、この図の中で有力馬はどこにいるのか? 印をつけてみると……

2番アスクビクターモアがめっちゃ勝ちそうな位置にいる! ダビスタだったら中山2000メートル必勝の位置取りだ。実際、アスクビクターモアは同じ条件の弥生賞も勝ってるしな。

・ハイペースになりすぎたらドウデュースか

しかし、ハイペースになりすぎた場合、前に行った馬が総崩れになる可能性がある。そのケースだと良い位置取りは12番ドウデュースだろう。

また、不気味なのが18番イクイノックス。実は、この馬は前走では直線一気なのだが、新馬戦は逃げで勝っている。2戦2勝で、どちらも実力の違いを見せる勝ち方だったので実力馬なのは間違いないが、どう出るかが謎すぎる。

というわけで、私は本命アスクビクターモアで、ハイペースすぎた場合の対抗がドウデュース、イクイノックスという感じ。ダビスタだったらポイントはこの3頭かと思う。それでは、リアル競馬ファンの記者・原田たかしと御花畑マリコにも予想を聞いてみよう。

・原田たかし記者の予想

「どの馬が勝ってもおかしくないため予想が難しいですが、6頭に絞って勝負します。軸にするのはホープフルSを勝ったキラーアビリティ。直行ローテではあるものの、サートゥルナーリア、コントレイルのように能力の高さでカバーできる……はず!

あとはディープ記念を勝ったアスタビクターモアに注目しています。中山競馬場で負けなしなことに加え、先行力があって内枠ゲットしたのも大きいかと。共同通信杯で強い勝ち方をしたダノンベルーガ、安定感のあるドウデュースも買います。って、このあたりは人気どころですけど。

穴どころとしては4走連続で中山競馬場を走って掲示板を確保しているボーンディスウェイ、人気を落とすようなら美味しいジャスティンロックを組み合わせた馬券でいきます」

・御花畑マリコ記者の予想

「皐月賞って毎年のように荒れるイメージがあります。1番人気が簡単に飛んだりするので。今年の桜花賞と同じように、皐月賞も抜けた馬がいないですね……! 重賞レース勝った馬、ぜんぶ違いますもんね。

成績悪くないのに異常に人気ない馬が気になります。まずオニャンコポン。たぶん、名前が変だから人気ないんだと思うんですが、中山競馬場の成績は悪くないので、私の本命です。あと、ビーアストニッシド。共同通信杯3着、スプリングステークス1着なのに15番人気は穴っぽい気がします。ただ、レース間隔が詰まってるので、疲れてる可能性はありますが……。

あとルメール騎手は、人気馬のジオグリフにも乗ってたんですが、最終的に選んだのがたった2戦しかしてないイクイノックスなので、かなり期待馬なのかもなあと思ってます」

──というわけで、群雄割拠の皐月賞2022。強者選抜の中山で生き残るのは誰だ!? 繰り返すが、発走は本日4月17日15時40分。生まれるのはスターかダークホースか。当たれーッ!! 

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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