酔いまっせ
稲川淳二さんは、売れない頃に安く酔うために、焼酎に七味唐辛子を入れて飲んでいた、という話を聞いたことがある。
たしかに私も唐辛子がふんだんに使われた激辛ラーメンでビールを飲んだら、ビールとは思えないぐらいフラフラに酔ったことがある。
ということはアルコールなしでも唐辛子だけである程度酔うのではないか?
試してみよう。
水と唐辛子で酔う
まずは赤唐辛子を用意して…
氷水を入れたグラスに投入する。
テキーラに対するライムのように唐辛子を、よく噛んで食べる。
毎晩、意識をなくすまで飲むという今から思うと我ながら理解に苦しむことをしていた私だったが、酒をやめて一年半ほど経つ。
そのため、アルコールには相当弱くなっているせいもあって、唐辛子だけでも一瞬だが酔うのと似た感覚が起った。
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ノンアルコール飲料で試す
では、水ではなくてノンアルコール飲料ではどうか?
アルコールの味がするので、脳が勘違いして酔う感覚がもっと強くなるかもしれない。
食べた唐辛子が辛くないヤツだったので、もう二本追加して食べたところ…
結果、ノンアルコール飲料の効果はなく単純に唐辛子の本数に酩酊度合いは比例した。
ということで今回、唐辛子の辛さで数秒~数十秒酩酊と似た感覚が起こることがわかったのである。
ただし、酔いかたの種類としては、昔、夏の西日でカップラーメンが作れるのではないかというほど熱々になったのビッグマンをラッパ飲みして、むせて鼻から大量の焼酎をだしたことがあるが、あれと同じ酔い方であり、決して楽しい気分になったりする種類のものではないのでお勧めはしません。