Windows 11とDirectStorageでゲームロード時のCPU負荷が最大40%低減

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Windows 11とDirectStorageでCPU負荷が最大40%低減できるという

 Microsoftは、同社が16日に開発者向けに公開したAPI「DirectStorage」について、Windows 11環境においては20~40%程度のロード高速化が見込めると説明した。

 DirectStorageは、モダンなゲームシステム向けに設計されたデータロードの高速化技術。ゲームの高画質化や大容量化にともない、ストレージが高速化する一方でボトルネックとなっていた既存のIO周りを強化する。

 システム要件としては、Windows 11またはWindows 10 19H1以降、NVMe SSD、DirectX 12およびShader Model 6.0以降の対応を求めている。同社の説明によれば、Windows 10とも互換性はあるものの、Windows 11環境で最良の性能が発揮できるとしており、Windows 11とNVMe SSDを搭載した場合、CPU負荷を20~40%程度軽減できるという。

 また、現在DirectStorageでは、圧縮データの解凍にCPUを用いているが、今後GPUによるデータ解凍機能も実装する予定。圧縮されたデータは、SSDなどのストレージから読み込まれ、CPUが解凍を行なってGPUへと受け渡すが、この解凍作業をGPUが担うことで、CPU負荷を抑えられる。

GPUによるデータ解凍も今後実装予定

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Optimizing IO Performance with DirectStorage on Windows

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