アメリカ政府高官は、ロシアのプーチン大統領がウクライナの戦況などを軍部から正しく報告されず、軍部との間に緊張が生じているとの見方を示した。
「プーチンは軍の動きの悪さや経済の疲弊について、側近から誤った情報を与えられていると我々は考えている」（米ホワイトハウス・ベティングフィールド広報部長）
ホワイトハウス高官は30日、側近が正しい情報を報告できないのは「プーチン氏に真実を伝えることを恐れているためだ」との見方を示した。「プーチン氏は軍部に欺かれたと感じているとの情報があり、その結果、軍との間で緊張が生じている」とも指摘している。
分析はアメリカの情報機関による、機密扱いの調査結果に基づくものだという。機密を解除し公表した理由について、「ロシアにとって戦略的な失敗だったと理解することにつながる」と説明している。（ANNニュース）
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