IEのサポート終了まで3カ月。Microsoft、EdgeのIEモードを改善

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 Microsoftは29日(現地時間)、サポート終了まで3カ月を切ったInternet Explorerに関連して、Microsoft EdgeのIEモードに関する機能強化について情報を公開した。

 大きく2つの機能について修正や改良を実施。1つはスタンドアロンのInternet Explorerが無効になったさいに、Microsoft EdgeのIEモードにおいて、アプリケーションやワークフローの一部が想定通りに行なえないケースに対処。Windows 10およびWindows 11の最新アップデートを適用すれば、IE COMオブジェクトの機能が復元され、引き続き機能が利用できるようになるという。

 もう1つは、IEモードとMicrosoft Edgeのセッション間における双方向Cookie共有に対応。以前は、現行エンジンからレガシーエンジンにセッション情報を渡すことができたが、その逆はできなかった。そのため、双方向に共有するCookieを手動で設定できる機能を追加した。

 Internet Explorer 11は6月15日をもってデスクトップアプリの提供が終了となる予定。同社ではMicrosoft Edgeへの移行に向けた情報提供などを順次行なっている。

Cloud Site List ManagementのCookie共有一覧

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