指を立てて歌うと八代亜紀さん級に歌がうまく見える

デイリーポータルZ

歌がうまいと一目置かれる。

だから歌がうまくなりたい!

などと言ってもボイストレーニングなどはしたくない!

この際、歌がうまいと思わせられればいい!

と考えた結果、簡単にできる方法を発見したので紹介したい。

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消極的な姿勢はダメ

まず、私が歌がうまいと思われていない原因は、自信がないため「早く曲が終ればいい」と考えてしまい、淡々と、抑揚なく歌ってしまうためである。

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淡々と抑揚なく歌ってしまう私

その結果、それまで盛り上がっていた場は一気に盛り下がり、しきるタイプの人がインターフォンで追加注文をしたり、挙句の果てに自分以外の全員がトイレに行ったりすることになる。

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意を決してステージに立ってみる

「これではいけない」「みんながトイレから戻ってくるように場を温めよう」と、ステージに立つがモニターに映し出される歌詞を追うばかりで表情は暗い。

当然メンバーは戻ってこず、追加のドリンクを運んできた店員と二人きりになり気まずい空気が流れる。

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リズムに合わせて体を前後に揺すってみる

少しは動いた方がいいかもしれないと、リズムに合わせてうなずくように歌ってみた結果、往年のオールスター家族対抗歌合戦で周りのみんなに肩を叩かれながら歌う有名人の老父の様相を呈してしまうのである。

これでは歌がうまいと思ってもらえるはずがない。

八代亜紀さん風アクションで歌えばいい!

歌がうまい人の歌唱力は並大抵の努力では真似できないが、身振り手振りだけなら簡単に真似できる。

動きだけ真似すれば歌のへたさはごまかせるはずだ。

で、歌がうまい人といえば八代亜紀さんである。

つまり、八代亜紀さん風アクションで歌えば、歌がうまいと思ってもらえるのである。

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この動画を研究した結果、やり方はこうだ。

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まず眉間にシワをよせて笑う
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人差し指を立てる
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「あんたイカしてるね!」というような気持ちで行えば人に指をさしても不快感を与えることはない。
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「あんたイカしてるね!むしろ炙ったイカしてるね!」
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ダブル指さしもアリ!
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八代亜紀というよりちょっと江口のりこに似ている
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洋楽だっていけちゃう
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憎たらしい

笑いながら指を立てて歌う。人はこれだけのことで八代亜紀さんのように歌がうまいと思ってもらえるという大発見をしてしまった。うそではありません。

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