「カムカム」失恋詠んだサラバ記念 切ない展開に視聴者「そんな伏線なんてー!」

J-CASTニュース

   2022年3月11日放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)で、桃太郎(青木柚さん)が長年片思いしていた小夜子(新川優愛さん)に失恋。喪失感をうたった切ない「詩」が話題になっている。

  • 川栄李奈さん

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小夜子との「~記念日」を増やす桃太郎

   俳優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。

    ※以下ネタバレを含みます。

   ひなた(川栄さん)の弟・桃太郎が幼い頃から人知れず恋心を抱いている小夜子とは、ひなたの幼馴染の国語教師。3月4日の放送では、小夜子から俵万智さんの歌集「サラダ記念日」を詠んでみてと渡された際、「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」という有名な短歌になぞらえて「『この本を読んで』と君が言ったから四月二十日は、さ、さ、小夜子記念日!」と大盛り上がり。その後も、ことあるごとに「~記念日」と心で詠み、記念日を増えるのを大いに楽しんでいた。

   しかし今回、ひょんなことから小夜子が赤螺吉之丞(徳永ゆうきさん)とデートをすることを知る。

   目の前で仲睦まじげに会話を繰り広げる2人に、桃太郎は「え?え?え?」と動揺。「ひなちゃんにはまだ内緒にしておいてね」と言い立ち去る小夜子を見送りながら、「『さよなら』と君の背中が言ったから、七月二十日はサラバ記念日…」と詠むのだった。

   これまで何度も登場した「~記念日」のセリフを伏線回収するかのように放たれた短歌に対し、視聴者からは「「サラダ記念日」の伏線はここで回収されたのか……」「そんな、そんな伏線なんてー!!」などと反響があがっている。

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