東海旅客鉄道株式会社では、観光キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」を展開している。今年の冬は、「ととのう」をテーマとし、「禅・石庭」と「銭湯・サウナ」をセットに、京都で“身も心もととのえる”旅を楽しめる旅行商品「禅と湯 ととのう京都」を2022年1月7日から3月13日まで販売している。
商品のポイントとして、「ととのうセット」を用意しており、内容は、サウナタオルで有名な「IKEUCHI ORGANIC(株)」と「そうだ 京都、行こう。」がコラボしたオリジナルの銭湯タオル、京都市内に点在する対象寺院と銭湯・サウナをまとめた「ととのうMAP」、さらに京都府浴場組合加盟の銭湯に入浴できる「銭湯回数券(1 枚)」と対象寺院のいずれかひとつに参拝できる「参拝整理券」だ。これらをセットにして、冬の京都観光をより満喫できる。まん延防止等重点措置がとられる前に、2日間に渡るプレスツアーに参加した。
1日目は、株式会社らくたび 田中昭美さんによる観光ガイドのもと、大正・昭和の趣を色濃く残した文化財銭湯「船岡温泉」からスタート。築80 年の銭湯旧藤の森温泉をリノベーションした「さらさ西陣」のカフェ、「京の冬の旅」初公開で通常非公開寺院の「大徳寺大光院」を訪れたのち、「閑臥庵」にて幻想的な庭園を眺めながら精進料理を堪能した。
■「京の冬の旅」初、特別公開の「大徳寺 大光院」
「大徳寺 大光院」は1592年(文禄元年)、豊臣秀吉の弟である羽柴秀長の菩提寺として奈良・大和郡山に創建され、その後、藤堂高虎により大徳寺山内に移された。
通常非公開の寺院で、京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」初公開だ。
客殿を飾る「雲龍画」の襖絵は、奥州・伊達家伝来の狩野探幽筆の屏風を襖に直したものと伝わる。間近に見ると、龍の迫力に圧倒される。
「大徳寺 大光院」では、美しい石庭も見られる。
「蒲庵」は、黒田官兵衛(黒田如水)好みの茶室。現在の茶室は移築されたもの。
この茶席についた露地に、如水の子・黒田長政と加藤清正、福島正則の三武将がそれぞれ一つずつ石を寄進したということから「三石(みついし)の席」とも称される。
ご朱印を記帳するのも、旅のよい想い出になる。
YouTube:https://youtu.be/V07LwnrPDPQ
※2022年3月18日以降、公開は終了
<詳細情報>
京の冬の旅 非公開文化財特別公開:大徳寺 大光院
住所:〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町92
公開期間:2022年1月17日(月)~3月18日(金)
※通常非公開
※2月15日(火)~18日(金)は拝観休止
※事前予約優先
※予約がない場合でも、当日受付で空きがあれば拝観可能
料金:800円
拝観時間:10:00~16:30(16:00 受付終了)
URL:https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=5635
■京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」初公開(通常非公開寺院)
■観光キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」
※お出かけの際は行政による移動自粛についての最新情報や各施設の営業情報をご確認ください。
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