【まさか】コストコの「麻辣シャングオチキン」をシャングオマニアが大絶賛!「シャングオではないんだけど…」

ロケットニュース24

月1くらいのペースでコストコに通う私、P.K.サンジュンは毎回必ず「デリカコーナー」を入念にチェックしている。中でも新商品をチェックする確率は120パーセント! 何はともあれ「デリカコーナーの新商品」が最優先だ。

そんな中、つい先日コストコに出かけた際に発見したのが『麻辣シャングオチキン』である。コストコお得意のチキンに下味がついた商品だが “シャングオ” とはいったい? 

・麻辣シャングオって?

みなさんは「麻辣シャングオ」と聞いてどんな料理なのか、すぐに思い浮かぶだろうか? お察しの通り「麻辣シャングオ」とは中華料理の1つで、漢字では「麻辣香鍋」と書く。そう、読んで字のごとく “麻辣風味の鍋” と考えればいいだろう。

私自身は「麻辣香鍋」は未体験だったのだが、偶然にも当サイトの亀沢が大の「麻辣香鍋マニア」と判明。亀沢によると、見た感じコストコの『麻辣シャングオチキン』は、全く「麻辣香鍋」ではないらしい。


「私は麻辣香鍋が大好きで、新宿の店に月1で行ってるよ。シンガポールでも麻辣香鍋を食べたくらい麻辣香鍋が好きだね。でもさ、コストコのコレってさ……鍋じゃないじゃん? これが麻辣香鍋とか言われても意味がよくわからないんだけど」


確かにコストコの『麻辣シャングオチキン』は焼いて食べる料理なので “鍋感” はゼロ。本物の「麻辣香鍋」を食べたことがある人には違和感があるのかもしれない。ところがコストコの『麻辣シャングオチキン』を試食した亀沢は、予想外の反応を示すのであった──。

・中火でじっくり炒めよう

さて、コストコの『麻辣シャングオチキン』は100グラムあたり138円。以前ご紹介した「鶏の西京みそ漬け」が100グラムあたり108円であったことを考えるとややお高い。その分なのかチキン以外に、玉ねぎ・ピーマン・パプリカが入っていた。

調理方法は簡単で、基本的にはフライパンで焼けばOK。ただし1つ1つのチキンがそれなりに大きいので、強火だと “外こんがり & 中は生” の可能性がある。そのためやや時間はかかるが、中火でじっくり焼くのがオススメだ。

・実際、めちゃめちゃウマい

で、完成した麻辣シャングオチキンは、スパイスの香りがスゴイ! 私はかなり辛さには強いためそこまで辛いとは感じなかったが、一般的な感覚なら “激辛” と言ってもいいだろう。加えて山椒のビリビリがそれなりに強めだ。

また、ブリッとジューシーなチキンとの相性も抜群で、これはご飯がススムくん、もしくはお酒がススムちゃんな味わいである。辛い料理がお好きな方ならば、高確率で『麻辣シャングオチキン』を気に入るのではないだろうか?

・マニア、寝返る

「うまいうまい」と麻辣シャングオチキンを頬張る私を横目に「全然鍋じゃないし」「本物を知らないからそんなことが言えるんだよ」と不満そうな亀沢。当初は試食を進めても「イヤだよ!」と否定していたが、不本意そうに一口だけ食べてみたところ……


「あ……おいしい。正直、麻辣香鍋の味はしないんだけど、味付けも辛さも最高にイイ。というか、こんな絶妙な辛さってある? 想像してたより50倍くらい美味しいかもしれない。

とはいえ、やっぱり麻辣香鍋ではない。完全に別物。強いて言うなら “麻辣風味のタンドリーチキン”って感じかな? でも最高だよコレ。肉だからダイエットにも良さそうだしさ。残ったやつ全部持って帰ってイイ?」


結論を申し上げると、麻辣香鍋マニア的にコストコの『麻辣シャングオチキン』は「麻辣香鍋とは完全に別物だが、持ち帰りたくなるほど最高」ということになる。先述のようにそれなりに辛さに強い人であれば、美味しくいただけるハズだ。

というわけで、パンチ力十分の『麻辣シャングオチキン』はかなり美味しいので、興味がある人はぜひ1度お試しいただきたい。個人的にも定番商品にしていいくらい優良なメニューだと思います。


オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆☆(辛くれウマい! 山椒もほどよく強め)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆☆(これだけ食ってれば普通に痩せそう)
オススメシチュエーション: ご飯にもお酒にも合いそう。でも辛い食べ物がOKな人だけ。

参考リンク:コストコ公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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