効果ある対ロ制裁措置はあるのか – 大串博志

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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻。

今日の報道で見ましたが、地下壕の中で、涙を流しながら「死にたくない」と声を絞り出す小さな女の子。

子どもたちにまで、こんな壮絶な経験を強いる「戦争」。あってはならないことです。

これを何としても早期に止めていかなければならない。そのために我が国ができることは何か。

当面は各国としっかり連携して強力な経済制裁をロシアに課していくことです。

その際、こちら側にも、例えば経済面で一定の悪影響のある制裁内容でも、ここは覚悟を持って課していくべきです。そして日本は、そのことを外交面での努力として各国に働きかけていくべきではないでしょうか。

経済制裁は効かないのではないか、との意見もあります、しかし例えば国際的な決済網SWIFTからの除外なども含め、ロシアにかなりの強度の影響を与え得る制裁措置は必ずあります。

もちろんそれは、制裁を課した側にも負の影響を及ぼすわけですが、「戦争」という事態に比べれは、受容すべき負担ではないかと思います。

「戦争」という最悪の事態を回避するために、その手前でとれる手段は覚悟をもってとっていくべきです。そのために、岸田政権も動くべきです。

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