2021年AMDアワード、優秀賞に「いらすとや」「ウマ娘」など11作品 

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 一般社団法人デジタルメディア協会(Association of Media in Digial:AMD)は2月17日、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’21/第27回AMDアワード」の「優秀賞」11作品と「功労賞」「新人賞」「リージョナル賞」の各賞受賞作品を発表した。

 優秀賞は、「いらすとや」「ウォーリー木下」「ウマ娘 プリティーダービー」「最愛」「THE FIRST TAKE」「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「新宿東口の猫」「東京リベンジャーズ」「日本沈没ー希望のひとー」「歌姫 Belle(映画『竜とそばかすの姫』) 」「放送番組のインターネット同時配信等に係る権利処理の円滑化に関する制度改正」の11作品。この中から「総務大臣賞」と「AMD理事長賞」を選考し、授賞式当日の3月14日に発表するという。

 また、「功労賞」は森岡毅氏(株式会社刀 代表取締役CEO)、「江並直美賞(新人賞)」はAdo氏(歌手)、「リージョナル賞」は、「e かみしばいコンテスト」および「~まちのデータ地図ちーず~」で、米谷雄介氏(香川大学創造工学部 講師/e かみしばいコンテスト実行委員会実行委員長)が受賞した。

 功労賞の森岡氏は、マーケティングサービスを提供し、2021年には集客が落ち込んでいた西武園ゆうえんちのリニューアルで好調な船出を実現。ほかにも丸亀製麺や投資信託「おおぶね」など、独自の需要予測で事業成長を実現した。「斬新かつ独自の発想で、世界へ向けて『コンテンツの力」を発信した功績を称える」としている。

 新人賞のAdo氏は、デビュー曲「うっせぇわ」が広く話題になり、新語・流行語大賞のトップ10に選出されただけでなく、YouTubeとストリーミングの総再生回数は4億回を突破した。「謎のベールに包まれた当時高校生の歌が、瞬く間に若者たちに愛される歌になった」とし、その才能と表現力を高く評価するとした。

 リージョナル賞の「e かみしばい」および「~まちのデータ地図ちーず~」は四国発の取り組み。地域コミュニティの活性化やシビックプライドの醸成につながり、「誰もが情報発信可能な環境の提供、および、住民のメディアリテラシーの向上に寄与している」としている。

作品名/団体名 受賞者/制作・関連会社等
▼優秀賞
いらすとや みふね たかし
ウォーリー木下 ウォーリー木下
ウマ娘 プリティーダービー 株式会社Cygames
最愛 株式会社TBSスパークル
株式会社TBSテレビ
THE FIRST TAKE THE FIRST TAKE
シン・エヴァンゲリオン劇場版 株式会社カラー
新宿東口の猫 株式会社クロススペース
株式会社オムニバスジャパン
株式会社ユニカ
東京リベンジャーズ 株式会社講談社
アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
株式会社ライデンフィルム
映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
株式会社フジテレビジョン
日本沈没ー希望のひとー 株式会社TBSテレビ
歌姫 Belle(映画『竜とそばかすの姫』) Belle(中村佳穂)
放送番組のインターネット同時配信等に係る権利処理の円滑化に関する制度改正 文化庁
▼功労賞
森岡毅(株式会社刀 代表取締役CEO )
▼江並直美賞(新人賞)
Ado(歌手)
▼リージョナル賞
e かみしばいコンテスト
~まちのデータ地図ちーず~
米谷雄介(香川大学創造工学部 講師/e かみしばいコンテスト実行委員会実行委員長)

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