【波乱】グルメライター格付けチェック『チョコレート編』:第1回 →「4000円のチョコ」vs「180円のチョコ」

ロケットニュース24

インターネット上にあふれる数多のグルメ記事。そのグルメ記事を執筆する「グルメライター」たちの味覚は本当に信用できるのか? 当てて当然、外すと地獄。『グルメライター格付けチェック』とは、他のサイトはまずやらない禁断のガチ企画である。

このたび4年ぶりに再始動した『グルメライター格付けチェック』──。記念すべき第1回目のお題は「チョコレート」でグルメライターたちの味覚をチェックした。波乱の開幕戦は以下でご覧いただきたい。

・シーズン2、始動

当サイトに所属するグルメライターたちが、己のプライドを賭けて繰り広げるグルメライター格付けチェック。シーズン2の見所や過去の成績などは、こちらの記事をご参照いただけると幸いだ。

さて、まずは『グルメライター格付けチェック』のルールを説明しておこう。参加者は目隠しをしたまま “超高級食材” と “普通の食材” を味見し「どちらが高いか?」を当てるというもの。ウマいマズい、好き嫌いは関係なく「高い方」を当てれば正解だ。

基本的に味見は気が済むまでしてOKだが、2つめの食材を口に入れた時点で1つめの食材に後戻りは出来ない。味覚のみならず、記憶力・洞察力・決断力が求められる、意外と高度なゲームなのである。

・価格差はおよそ10倍

で、今回用意した高級食材は「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のトリュフプレーンで、価格は3996円。フランス生まれの「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は「創業から変わることなく手仕事による製造を守り続けるブランド」とのこと。90グラムでおよそ4000円とは恐れ入る。

もう一方はロッテの「プレミアムガーナトリュフ」で、価格は180円。重量を考慮すると価格差は “約10倍” という計算になるが、果たしてグルメライターたちは超高級チョコレートを見抜くことが出来るのだろうか? 


サンジュン: B「全然違う。別物。ただ、別物すぎてどちらが高いかマジでわからない。くちどけは圧倒的にAの方が良いが、甘さのMAXはBの方が上。余韻もBの方がある。普通に考えたらAなんだけど、なんかわざとらしい気がするんだよなぁ。あとAは若干のガーナ遺伝子を感じた。なのであえて答えはBにする。いきなり難しすぎる」


せいじ: A「変わらないな、コレ。マジで味が変わらない。どっちもトリュフの風味がしない。Aは口の中にあるだけで溶ける。Bは噛まないと溶けない。難しい。Aの溶ける感じはコンビニで味わったことがあるけど……好きなのはAだから自分を信じてA


羽鳥: A「ちょっとね、チョコレートにはうるさいよ? Aは完全に理解した。じゃあBを……ってちょっと待って? マジで? こんなことってある? Aはハッキリしていきなりウマい。Bは甘さも口どけもやや浅い。ただAは作りやすい味。うわー、どうしよ? もう、ここは好きな方を行く。Aで!」


Yoshio: A「あ、もうわかりましたね、コレ。なるほど。Aってこんな美味しいチョコあるの? もう完全にAでしょ。ちょっと簡単すぎた。Bはただ食べやすいだけのチョコレート。Aは高い味がした。仮にAがコンビニだったら原価合わないわ」


砂子間: A「はい、こういうケースですね、はいはいはい。意外と簡単かもしれない……んん? 演出にお金をかけてるのはA。Bは万人受けする味。Aはチョコ好きが納得する演出ですね。Bは演出が無いんですよね……。自信はあります。バレンタインにもらいたいのはAです。自信ありますね」


あひるねこ: B「Aは美味しいけど高いかって言われると……。Bは……こう来たか。うわー、こいつら全くキャラが違いますね。うわー、わかんねえわコレ。どっちも安い味って感じもしないですね。

ただメチャメチャ高そうでもないというか……いや、こういう感じか。Aもあり得るかと思ったけど、Aは若干大手メーカーの気配を感じた。大手メーカーの親切感。Bは孤高な感じがしたのでB」


和才: B「はい、Aはもう大丈夫です。……うわ、これ超ムズイ! これは絶対に割れるわ……いい問題だなぁ……。好きなのはAなんですけど、高いチョコって意外とあっさりしていると思うんですよね。Aは繊細で日本っぽさを感じた。高いチョコはあっさりの法則を信じてBで」


亀沢: B「はい、Aはガーナの味がする……気がする。いや、したな、Aはガーナチョコの味がした。要するに高級感を出そうとしているよくあるチョコ。正直、Bも別に美味しいとは思わないけど、Bの方が食べ慣れない味がした。これは間違いなくB」


原田: A「Aは上品ですね。Aの方が食べやすいし、Bはちょっと硬いですね。高いチョコレートって溶けると思うんですよね。Aはフワッとしつつ溶けていく感じ。Bは一般的なチョコかな? 硬いのが気になったので答えはAで」


・いきなり割れた

ご覧のように、9人が参加していきなり答えが「5対4」で割れるという波乱の展開に! 自信満々だったのはYoshioと砂子間くらいで、発表前にGO羽鳥は「俺間違えたかも~」と連呼しまくっていた。

さあ、答えは出揃った!! 我々が普段滅多に口にしない超高級チョコレートはどちらなんだ!


AなのかBなのか!?


答えは……


A!!!! Aが「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のチョコレート!!!!!!


マジか……! 前回1位の私(P.K.サンジュン)と3位のあひるねこが不正解になってしまうとは……!! いやー、今回は難しかった! シンプルに考えれば良かったんだけど、毎回シンプルに考えると結構間違えるのが『グルメライター格付けチェック』の恐ろしいところ。いきなりやっちまったぜ……!


正解で1勝0敗: 中澤「自分を信じてA」


正解で1勝0敗: GO羽鳥「好きな方でA!」


正解で1勝0敗: Yoshio「完全にA」


正解で1勝0敗: 砂子間「Aはチョコ好きが納得する味」


正解で1勝0敗: 原田「口どけの良さでA」


不正解で0勝1敗: サンジュン「Aはわざとらしい」


不正解で0勝1敗: あひるねこ「Aは大手メーカーの気配を感じた」


不正解で0勝1敗: 和才「高いチョコはあっさりしてるハズ。ゆえにB」


不正解で0勝1敗: 亀沢「Aはガーナチョコの味がした」


とにもかくにも『グルメライター格付けチェック シーズン2』がいよいよ幕を開けた。年間総合1位を獲得するのは果たして──? 次回は「レトルトカレー編」をお届けする予定だ。あと、渾身の動画もぜひ観てくれよな!

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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