東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は2月1日、「フレッツ光」の新規契約時や契約変更時に工事費を割り引く3つのキャンペーンを開始した。いずれも受付期間は5月31日までで、11月30日までに開通した利用者が対象。
「フレッツ 光ライト ファミリータイプ」の初期工事費と月額利用料を割引
戸建て向けの2段階定額プラン「フレッツ 光ライト ファミリータイプ」に新規契約した利用者が対象の「フレッツ 光ライト もっとライトに!割引」では、通常1万9800円の初期工事費を9900円に割引し、また、毎月の利用料から550円を、24カ月間割引する。
VDSL方式/LAN配線方式から光配線方式へのタイプ変更工事費が無料
集合住宅向けの「フレッツ 光ネクスト マンションタイプ(VDSL方式/LAN配線方式)」を利用している集合住宅で、光配線方式に変更し、「フレッツ 光ネクスト マンションタイプ(光配線方式)」または、同じく光配線方式のマンション・ハイスピードタイプ/マンション・ギガラインタイプ/ギガマンション・スマートタイプのいずれかに変更する場合、集合住宅の配線方式を光配線方式に変更するタイプ変更工事費が無料となる。
「フレッツ・ADSL/ISDN」などから「フレッツ光」に移行する工事費が無料
「フレッツ・ADSL」「フレッツ・ISDN」「INSネット64」「INSネット64・ライト」「INSネット1500」のほか、フレッツ光への初期費用を無料とすることに合意したNTT東日本以外の事業者が提供するADSLやCATVインターネット接続サービスより、フレッツ光へ以降するときの初期工事費が無料となる。前述の「フレッツ 光ライト ファミリータイプ」新規契約の割引との併用はできない。
サービスの品質向上のため、旧来のサービスからの移行を推進
上記のいずれの割引も、従来より行われていたもので、期間が延長されたかたちとなる。
「フレッツ・ADSL」は2023年1月31日に、ISDNのデータ通信サービスは2024年1月に終了の予定となっているなど、旧来のサービスは終了が迫り、NTT東日本では光回線への移行を推進している。また、集合住宅におけるVDSL方式/LAN配線方式から光配線方式への移行も、同社では通信サービスの品質向上を目的として推進している。