米のIS指導者暗殺に見る露の反応 – 野口雅昭

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ロシアのウクライナ周辺への10万規模兵力の終結に関連し、米政府はロシアが侵攻のための口実を作るために、偽の攻撃を仕掛ける可能性があると語る等、どうも状況はww2直前の状況に似てきた感じがしますが(独ポーランド国境近くの独放送局をナチのSDが攻撃し、反独放送を短時間ながし、現場に死刑囚の遺体にポーランド軍の制服を着せたものを遺棄して、証拠と主張した)、他方この事件に関するロシアの反応が、もしかするとそれはプーチンからバイデン宛に、米ロは対立はしているが世界の安定に共通の利益を有しているとのメッセージの可能性もなくはない可能性があり、極めて興味あるにつき、次の通り。尤もこれ両者の宣伝戦の一部の可能性もありそうです。

alsharq al awsat netは、AFPの報じるところとして、バイデンの記者会見でのIS指導者殺害に関する発言から、あまり時間を置かずにロシア外務省が米軍の作戦を支持する声明を発して、ロシアは世界の安定を阻害しようとする過激派との戦いではいかなる国の努力も支持するとしたと報じています。

(確かにイスラム過激派、特にアルカイダには多数のチェチェン、ダゲスタン島コーカサス中うアジア系のメンバーが参加していて、ロシアにとっても的であることは間違いないが、仮に米との関係が開戦前夜のような状況であれば、何も態々米軍作戦支持の声明を出す必要はないように思われるのだが・・・・)

موسكو تدعم جهود واشنطن ≪لمكافحة الإرهاب≫ بعد مقتل زعيم ≪داعش≫ | الشرق الأوسط (aawsat.com)

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