名古屋・栄を拠点にするSKE48が、2022年3月9日に半年ぶりの新曲「心にFlower」を発売する。2月3日夜に配信された動画番組で、最年少の林美澪(はやし・みれい)さん(12)が、前作「あの頃の君を見つけた」(21年9月発売)に続いてセンターポジションを担うことが発表された。
新曲は、SKE48のシングルとしては29作目。松井珠理奈さん(24=21年卒業)や松井玲奈さん(30=15年卒業)との「ダブル松井」によるダブルセンターを除けば、同じメンバーが2作連続でシングル表題曲のセンターを務めるのは異例だ。林さんは「さらにパワーアップした姿をお見せできるように頑張りたい」と意気込んだ。
新選抜メンバーは「先輩たちについていくのが必死で、『これが選抜の世界か…』」
表題曲を担当する「選抜メンバー」は前作に引き続いて18人。8期生の坂本真凛さん(20)と9期生の平野百菜さん(15)が初めて選抜入りし、青海ひな乃さん(21)と荒井優希さん(23)が外れた。すでに卒業を発表している大場美奈さん(29)も選抜メンバーで、初のソロ曲「生まれ変わっても」も収録される。
振付は、大阪府立登美丘高校の「バブリーダンス」で知られるakaneさんが担当。前作は、カメラのファインダーを通して昔を振り返るイメージの「思い出フィルターダンス」が特徴だったが、今回のダンスは「『でら』フラワーダンス」と命名。手を花のように回転させる「デフラワー」という技と、名古屋弁で「すごい」を意味する「でら」をかけた。
動画番組の出演者は「めちゃめちゃ頑張りました」と声をそろえ、坂本さんは
「きれいに見せよう見せようと頑張っていたら、すごく筋肉痛がやばくて…」
と苦労を明かした。平野さんは
「先輩たちについていくのが必死で、『これが選抜の世界か…』と思いながら踊りました」
と感慨深げだった。