スマホデビューが低年齢化–最多の小6は14.2%、次点の中3は11.2%、MMD研究所調べ

CNET Japan

 MMD研究所は2月4日、「2022年1月初めてスマートフォンを持つ子どもと親のスマートフォン意識調査」などを発表した。1月21~24日、2021年以降に初めてスマートフォンを持った子供がいる親1000人を対象に、持たせた理由などを聞いた。

 なお、事前調査として、2021年以降に子供に初めてスマートフォンを持たせた20〜59歳の親(n=1888)を対象に、初めてスマートフォンを持たせた学年を聞いている。最も多かった回答は「小学6年生」で14.2%、次いで「中学3年生」が11.2%、「中学1年生」が11.1%だった。

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 これを小中高別でまとめると「小学生」が51.6%と最も多く、次いで「中学生」が28.5%、「高校生」が12.4%となった。2019年と比較すると「小学生」が11.5ポイント増え、初めてスマートフォンを購入する時期が低年齢化したという。

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 2021年以降に子供に初めてスマートフォンを持たせた親(n=1000)を対象に、子供にスマートフォンを持たせても良いと思った理由を聞いたところ、「子供がスマートフォンを持ちたいと言い出したから」が23.8%と最も多く、次いで「周りの子供がスマートフォンを持つようになったから」が21.7%、「親子間でLINEなどを使いたいと思ったから」が18.2%だった。

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 小中高別で最も多かった回答は、小学生(n=468)が「子供がスマートフォンを持ちたいと言い出したから」が22.2%、中学生(n=285)が「子供がスマートフォンを持ちたいと言い出したから」が28.4%、高校生(n=133)が「子供が学校に入学するから」が40.6%と、学年ごとでそれぞれ持たせた理由に違いが出たという。

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 2021年以降に子供に初めてスマートフォンを持たせた親(n=1000)を対象に、スマートフォンを持たせた時のルール決めについて聞いたところ、「ルールを決めている」が78.4%、「ルールを決めていない」が21.6%。約8割がルールを決めていることがわかった。

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 スマートフォンを利用する上でルールを決めていると回答した人(n=784)を対象に、そのルールを聞いたところ、最も多かったのは「アプリ内課金やアプリのダウンロードに関するルール」で36.6%、次いで「スマートフォンを利用する時間に関するルール」が36.4%、「使用できるアプリや閲覧できるサイトに関するルール」が29.3%となった。

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 小中高別で最も多かった回答は、小学生(n=393)が「スマートフォンを利用する時間に関するルール」が32.1%、中学生(n=234)が「スマートフォンを利用する時間に関するルール」が50.9%、高校生(n=84)が「アプリ内課金やアプリのダウンロードに関するルール」が40.5%と、それぞれで利用する上でのルールに違いがみられた。

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 スマートフォンを利用する時間に関するルールがあると回答した人(n=285)を対象に、許可している使用時間と実際に使用している時間を聞いたところ、許可している時間で最も多かった時間は「1〜2時間未満」で28.4%、次いで「1時間未満」が18.6%となった。

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 また、2021年以降に子供に初めてスマートフォンを持たせた親(n=1000)を対象に、実際に使用している時間を聞いたところ、「1〜2時間未満」が27.1%と最も多く、次いで「2〜3時間未満」が25.0%だったという。

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 2021年以降に初めて子供にスマートフォンを持たせた親(n=1000)を対象に、子供にお小遣いを渡す時の手段を聞いたところ、「現金」が64.3%と最も多く、次いで「現金とキャッシュレスの併用」が10.4%、「キャッシュレス」が9.1%となった。

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 子供にお小遣いを渡していると回答した親(n=838)を対象に、キャッシュレスでお小遣いを送金したいかを聞いたところ、「利用したい」が14.0%、「やや利用したい」が26.4%と合わせて40.3%が利用意向を示している。

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 なお、キャッシュレスでお小遣いを送金していると回答した親(n=195)を対象に、お小遣いをキャッシュレスで渡す理由を聞いたところ、「キャッシュレスに慣れさせたい」が26.2%と最も多く、次いで「利用状況や履歴が管理できる」「ポイント還元があり、お得だから」が25.1%、「現金を落とす、なくす心配がない」が23.6%だった。

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