【ホテルの朝食だけ食べたい】第6回:ホテルオークラ(The Okura Tokyo)のビュッフェ(税込5000円)東京虎ノ門『オーキッド』

ロケットニュース24

みんなァ、日系ホテルの御三家って覚えているかな〜? まずは帝国ホテル。続いて、先日訪れたホテルニューオータニ。そして最後のひとつが……今回の舞台、「The Okura Tokyo(旧:ホテルオークラ東京)」だ!

予約は不可で来店順の案内であることを事前に電話で確認済み。最寄りは虎ノ門ヒルズ駅、虎ノ門駅、溜池山王駅……あたりのメトロ駅だ。私は今回、日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅から現場へ向かった。GOGO!

・注意事項

なお、この記事は筆者(GO羽鳥)が感じたことを疑似体験してもらう趣旨で構成しているが、“ビュッフェの内容だけ知りたい” という人は、こちらのリンクをタップ(クリック)してワープしよう! GOGO!


さて、話を戻して……


てゆうか……


オークラって、ビルなんだね……


その後も……


テクテク歩いて……


テクテク……


テクテク……


てゆうか……


本当にビルなんだね……


そんなこんなで……


やっとこさビュッフェ会場「オーキッド」に到着だァ!


会場の天井は高く広々としており、


格式も感じながらも、“ハイセンスなカフェ” くらいの親しみやすさもあり、程よくリラックスして食事ができそうだ。


恒例のおしぼりチェックは……


ビニールも分厚くて、ホテル名もバッチリ印字されていてこだわりを感じる。中身ももちろん分厚くてふかふか。おしぼり的にはバッチリ合格〜!


さてさて、この店で頼んだのは、モチのロンで「朝食ビュッフェ(税込5000円)」。それに加えて、各種アラカルトも注文できるという寸法。


ということは……


ホテルオークラの看板メニューである「オークラ特製フレンチトースト(税込2800円)」を頼まないわけにはいかんでしょ!! つーことで、ビュッフェとフレンチトーストを注文。これにて税込7800円。朝食シリーズ過去最高額を更新だぁ!

なおフレンチトーストは9:00頃入店の時点で、残り4.5人前とのことだった。下ごしらえに24時間以上かかるとのことなので、売り切れる前に急げ!


さて、フレンチトーストを待つ間に……ビュッフェコーナーの全体像をご紹介。ホテルオークラのビュッフェは5つの島にわかれており、


まずは、いきなりの和食コーナー。


そのお向かいにあるのが、ドリンクコーナー。


もう少し進んだ先に、ホットミール&エッグステーション。


そしてパン!


最奥に、サラダ&デザートコーナー。以上!


それでは何から行こうかな……

先日のホテルニューオータニでは、いろいろある中でも特に和食が印象に残った。ということは、日系ホテルはもしや和食に力を入れている……? そんな仮説のもと、今日は初めての……


初手和食!


明太子取り放題〜〜!


うん、美味しい!


続いて、お得意の「お魚のっけご飯」。


日本人でよかった〜って美味しさだァ!


印象に残った、ど迫力の「トルネードソーセージ」。


オンラインショップでも買える「コーンスープ」。


それに、すごい数のパン!


絵になるデニッシュ系パンたちも美しいのだが、実はここで印象に残ったのは、切り立てが味わえるハード系のパンたち。


ジャムはひと瓶ずつ取れるという贅沢ぶりだし、突然出てきた「ブラック&ホワイト」が親しみやすくて楽しい。ていうかこれって、むかしダイソーに売ってた「罪深いヤツ」じゃん……!


それはさておき……


なんつーか、これといって……


_人人人人_

> ガツン! <

 ̄Y^Y^Y ̄


とくるホームラン選手がいない感じなのもまた事実。


全員もちろん一流の選手たちだ。しかしながら、全員あまり印象に残らない。そこそこの優等生が揃っているクラス……みたいな印象を受けたのだ。ホテル朝食偏差値が爆上がりしたからそう感じるだけだろうか? う〜む、う〜む……。


_人人人人人人人人人人人人人人_

> しかしながらサービスは超一流。 <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


写真を撮っていたら、すぐにウェイターさんが「よろしければ私がお撮りしましょうか?」と声をかけてくれたり、座る時には椅子を引いてくれたり、適度な距離感でのフレンドリーなサービスが実に心地よかった。


と、一通りビュッフェを堪能していると…


本命キターーーーーーッ!!


これが、オークラ特製フレンチトースト……!

形・厚み・焼き加減、そして色合いまで、全て計算し尽くされているであろう美しさ。ただ卵液に浸かってただけではないのだというプライドを感じさせる、堂々とした佇まい……!


心の中で、「失礼します…」と唱えながら恐る恐るナイフを入れ、パクリと口に放り込むと……


ウマイ〜〜〜〜っ!!

こんな「由緒正しきフレンチトースト」があったのね……。たとえるならば、愛情と手間暇をかけて育ててもらった女性のような、大切な大切なフレンチトースト。ひと口ひと口を味わいながら食べたい一品だ。


………………って………………


……オレ、思い出した……


オレ、この味、知ってる……


オレ、これ、食ったことある……!


もちろんここ(ホテルオークラ)ではなく、なんと新宿2丁目の雑居ビルの一室……ていうか会社で食べたことある……!!


あれはいつのころだったか……


2015年……


そう……


『死ぬほどウマイ』と評判のホテルオークラのフレンチトーストが美味過ぎて仏になった!」って記事で、食べた! 誰かが作ったフレンチトーストを編集部で食べた。そしたら劇的にウマかったんだけど……


いま食ったフレンチトーストと……


_人人人人人人人人人人_

> ほぼ同じ味がした──! <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


つまり!


あの時に食べたフレンチトーストの再現度は極めて高いということ。もしも、このオークラのフレンチトーストの味がどんななのかを知りたければ、あのレシピ通りに作れば、9割がたは理解できるということ──!


なんということだろう……


ビュッフェ&フレンチトーストあわせて合計7800円もかかったのに、最後に記憶に残った(蘇った)のは、あろうことか7年前に編集部で食べた “死ぬほどウマイ” フレンチトーストだったのである。


そんな極上のフレンチトーストが再現できる記事を7年前の時点で公開していたロケットニュース24はスゴイなぁ……と思うと同時に、


7年の時を経て、本物の味だけで記憶を蘇らせるほどに完成度の高い「ホテルオークラフレンチトーストのレシピ」には脱帽するしかない。こんなレシピを気前よく公開してくれてありがとう、ホテルオークラ。そして再現してくれてありがとう、2015年のロケットニュース24。2022年より愛を込めて。


<つづく>


参考リンク:The Okura Tokyo『オーキッド』オークラ特製フレンチトースト(公式レシピ)
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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