【またも発明】原材料は100%豆! ミツカンの「ZENBマメロニ」が有能すぎて世界を救いそう

ロケットニュース24

ミツカンの「ZENB(ゼンブ)」といえば、普段あまり食べないような素材の皮や芯まで可能な限り丸ごとゼンブ使用したブランドである。 “丸ごと” 使っているから濃厚で美味しいうえに、身体にも地球にも優しいのが特徴。サラッと紹介したが、これって結構大革命なのだ。

そんなZENBから「マカロニ」ならぬ「マメロニ」が新登場したという。大きな話題を呼んだ「ZENB NOODLE(ゼンブヌードル)」に続き “新しい主食第2弾” として誕生した「ZENB MAMERONI(ゼンブマメロニ)」……こいつがやはり有能過ぎたので紹介しておきたい。

・マメロニがヤバいらしい

「ZENBヌードル」は小麦粉を一切使わず、原材料は「黄えんどう豆」のみ。もちもち食感で豆の旨みがたまらなく美味しいというのは、以前の記事でお伝えしたとおりだ。さらに「ZENBスープヌードル」は、ゆで汁まで飲み干せるからキャンプ飯としても最高だった。


──という流れからの「ZENBマメロニ」である。そんなもん期待しないわけがない。原材料は「ZENBヌードル」と同様、うす皮まで丸ごと黄えんどう豆100%とのこと。

ちなみに黄えんどう豆は、北欧やギリシャなどでスープやサラダで食べられる食材で、植物性たんぱく質が豊富で脂質が少ないらしい。そんな豆だけで作ったマメロニは、いつものマカロニより食物繊維が2.2倍、たんぱく質は1.3倍、糖質は30%オフになるという。アツい。


あとはもう「ZENBマメロニ」の食感や味が本当にマカロニの代わりになるなら文句なし! てことで、主食にもおかずにもなるというマメロニを実際に食べてみることにした。

・ZENBマメロニを使ったレシピ

まずは公式サイトのレシピを確認しながら、マカロニの定番料理であるグラタンを作りたい。小麦粉を全く使わないグルテンフリーの「ZENB流ミルクグラタン」は簡単なのに激ウマとのこと。レシピは以下のとおり!


・ZENB流ミルクグラタンのレシピ

【材料】
ZENBマメロニ:50グラム
水:100ml
牛乳:200ml
エビ:5尾
玉ねぎ:1/4個
ブロッコリー:50グラム
しめじ:30グラム
バター:大さじ1
ピザ用チーズ:40グラム
塩:小さじ1/3


【作り方】
その1:エビの殻をむいて、しめじをほぐし、玉ねぎはスライス、ブロッコリーは食べやすい大きさに切ったら、バターを溶かして炒める。



その2:焼き目が付いたら、水・牛乳・ZENBマメロニを加えて約10分間煮る。


その3:塩で味をととのえたらグラタン皿に入れ、チーズをかけてトースターで焼き目が付くまで焼けば……




ハイ完成!


メチャメチャ簡単なのに最高に美味しそう。焼き目のおかげで超本格的なビジュアルである。でもってこれが……うまい! ミルクの風味やチーズの香ばしさはもちろん、マメロニのもちもち具合がたまらない。ちゃんとマカロニの代わりになっている!

小麦粉を使っていない分あっさり目だが、ほんのり香る豆っぽさが上品でグッド。食べ応えもあって、いつものマカロニより糖質30%オフになるからリピート確定である。おし、この調子でカレーとチャーハンも作りたい。おそらくご飯の代わりにもなる……気がするぞ!


・マメロニカレー

ZENBマメロニ50グラムを熱湯で8〜10分、好みの硬さに茹でてからインスタントカレーをかけるだけ……グラタンと比べると手抜き感は否めないが、これなら普段料理をしない人でも作れるだろう。


たまたま通りかかったあひるねこ記者に食べてもらったところ……

うっま。


ってか、逆にそれ以上言うことがないらしい。普通にマカロニとカレーとして美味しかったようだ。カレーの主張が強い分 “豆感” は抑え気味だったのかも。またマメロニは、時間が経っても伸びにくく歯切れの良さが続くので、最後の1口まで違和感なく食べられたはずだ。


・マメロニチャーハン

お次はチャーハン。ZENBマメロニ50グラムを好みの硬さに茹でたら、フライパンに油を熱し、溶いた卵を加えてかき混ぜ、マメロニ、ネギ、チャーシューを加えて炒める。んで、塩コショウで味をととのえ、醤油を鍋肌に回しかけたら火を止め……器に盛ったら完成だ。


こちらも通りかかったサンジュン記者に食べてもらった。気になる反応は……

全然アリ! 普通にイケる! とのこと。失敗のない組み合わせで、ちゃんと美味しいのは良かった。しっかりボリューミーかつ、いつものごはんより糖質を控えながらも食物繊維やたんぱく質が摂れるから満足度の高い一皿に。ちなみに冷めると豆の風味が強く感じられるようだ。


・マメロニきなこ

最後に、ZENBマメロニを使ってスイーツを作りたい。その名も「マメロニきなこ」である。マメロニ30グラムを茹でて、きな粉(大さじ1)、砂糖(大さじ1)、塩(少々)を混ぜ合わせ……すべてボウルに入れてマメロニと和えるだけ。器に盛り付けたら完成である。


こちらは姉妹サイトPouch(ポーチ)の女性記者、あんすずに食べてもらうと……

えっ、美味しいです! 本当に美味しい! わらび餅みたいで美味しい! と喜んでいた。スイーツのポテンシャルを秘めている予感はしていたが、女性のハートをつかむレベルとは……もちもち感は神、恐るべしマメロニである。たしかに、わらび餅のようだ。うまい。


・もう世界を救う気だろ

そういえば、ZENBは将来的に起こりうる食料不足を念頭に置いて開発されたブランドらしい。素材をゼンブ使用することでロスを無くし、食糧難の解決に一役買う……さらに健康的で美味しいから死角はない! これまではZENBヌードルが麺の代わりになり……


そして今、ZENBマメロニがマカロニの代わりに……だけでなく! お米やスイーツの代わりにもなるのだ。これってつまり、主食を変えるだけで簡単に「栄養バランスのいい健康的な食生活」が送れるってこと。マジで有能過ぎィィィ! これはもう世界を救いますわ確実に。

──というわけで、新時代のスタンダードになり得るZENBマメロニ、あなたも試してみてはいかがだろうか。


参考リンク:ZENBマメロニ
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

Source

タイトルとURLをコピーしました