ドイツのポータブル1本ピクルス缶詰が便利でおいしい

デイリーポータルZ

ドイツにはピクルスをよく食べる習慣がある。先日、ドイツのスーパーでちょっと変わったピクルスを見つけたので、見て欲しい。

1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。

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ドイツの人はよくピクルスを食べる。そのまま食べたり、刻んでポテトサラダに入れたり、肉料理のお供になど、食べ方は様々だ。

ここでいう「ピクルス」はきゅうりのピクルス。ポテトサラダによく合う。

私が住むベルリンの近所のスーパーでも巨大なピクルスコーナーがあり、ありとあらゆるピクルスが売っている。 

瓶詰めのピクルスがずらっと並ぶ。味付けやきゅうりのサイズが違ったりする。

いつか、ピクルスたちをボーッと眺めていたら、ちょっと変わったピクルスを見つけた。

缶詰のピクルスだ!

しかも、中にはピクルスが一本しか入っていないようだ。

サイズ的にはレッドブルの缶と同じぐらい。でも、中身はピクルス。

これは、無性に一本だけピクルスが食べたくなった時に便利じゃないか。買ってみよう。

持ち運びに便利なポータブルピクルス

早速、ピクルス一本入りの缶詰を買って街を歩いてみた。

家にあった筒型のバッグに入れてみると、ぴったりだった。これはポータブルピクルスホルダーだったのか。
小腹が空いたな。おっ、こんなところにピクルスが。ラッキー!
蓋の下にはピクルスを刺すピックも入ってる。便利!
プルタブを引くと、ピクルスが。
ピクルスの頭が見える。やっぱり一本しか入ってない。
これを先ほどのピックで取り出す。
でかい!
​ピクルスのデカさに思わず笑みが溢れる。
手に持ってる缶がエナジードリンクに見えるけど、中はピクルス汁。
ドイツのピクルスは甘じょっぱくておいしい。

道端で食べるピクルスはおいしかったし、楽しかった。いつでもどこでもピクルスを食べたい人にはおすすめだ。

いつかベルリンに来た際は、ぜひポータブルピクルスをドイツ土産にしてみてほしい。

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