仏のワクチンパス移行に一部反発 – NEXT MEDIA “Japan In-depth”

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反ワクチンデモ(フランスのパリで 2021年7月17日に) 出典:Photo by Kiran Ridley/Getty Images

Ulala(著述家)

【まとめ】

・カステック仏首相が、ワクチン完全摂取だけを対象とする「ワクチンパス」への移行を発表。

・実質的なワクチン義務化となると一部から反発がおきており、SNSで政府が嘘をついているという話が拡散されている。

・マクロン大統領の支持率には影響しておらず、ワクチン接種率も上がっているが、フランスの感染者数は増加の一途。

12月17日フランスのカステックス首相が、飲食店や公共施設などの利用を許可するパスを、2022年の1月中旬以降はワクチン完全接種している人だけを対象とする「ワクチンパス」に移行することを発表してから、フランスではワクチンパス反対派の活動が活発化している。

フランスでワクチン接種を2回以上している国民は、79%を占める。12歳以上に限定すれば、92.5%だ。しかし、未だに12歳以上の7.5%が未接種だが、なんと、その未接種者が病院の重症患者の80%をしめている状況だ。そのため、少しでも国民のコロナ感染による重症化を防ぎ、病院の負荷を減らしていくための戦略としてフランス政府はワクチン接種を促進させようとしている。

↓12月29日の集中治療室の割合の調査結果

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