【中身が謎】格式がありまくる「印籠弁当」を開けてみた → 黄門さまのドヤ顔が見えた

ロケットニュース24

日本には数多くの駅弁があるが、『水戸印籠弁当』ほど中身の想像がつかないものは珍しい。大抵の駅弁は『牛タン弁当』とか『いか飯』のようにネーミングで分かるのに対して……印籠である。圧倒的に手がかりが不足している。

唯一ヒントとなるのは「水戸」の部分だろう。おそらく、水戸の名産品が入っていると思われるが、水戸の名産品って納豆? 納豆を弁当箱に入れて匂いは大丈夫なんだろうか? と思いながら購入。開封してみると……

中身は上の画像の通り。お弁当は2段構成で、上の段には豚肉、がんもどき、しいたけなどのおかず類。下の段には錦糸たまごを散らした炊き込みご飯的なもの。その上に、タコ・鶏肉などが乗っている。

基本的には和のお弁当。ただ悪い言い方をすれば、割とどこにでもありそうな……と思ったが、食べるとそうではなかった。豚肉には ほんのりと梅の香りが。

さらに梅も酸っぱいと思いきや ほんのり甘く、全体的に「あら?」となるポイントがちょこちょこ隠れている。一見ありきたりに思えるかもしれないが、随所に工夫が施され、お弁当の個性を上品に主張していた。

ちなみに販売元である万年屋の公式サイトによると、『水戸印籠弁当』は水戸の梅にちなんだ おかずが入ったお弁当らしい。そうかそうか。水戸といえば偕楽園。偕楽園といえば梅。そう考えれば、実に水戸らしいお弁当と言える。

そしてただ水戸らしいだけでなく、味に関しても「印籠弁当」の名に恥じないレベル。なんなら、黄門さまのドヤ顔が見えるかのようなのだが、いかんせん器に格式がありすぎて……



食べたあと捨てにくいわ!



・購入できる場所など

なお、『水戸印籠弁当』は税込1080円。水戸駅構内コンビニ「ニューデイズ7号店」などで購入できるほか、土日には大洗駅やアクアワールドでも販売しているとのこと。

よって、基本的には茨城県に行って買うものなのだが、2022年1月14日時点ではなんと新宿で購入可! なぜなら「催事に出品」という名のボーナスタイムが発生中だからである。

場所は京王百貨店 新宿店で、イベント名は「第57回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」。開催期間は1月20日までだ。気になる人は急げ!


・今回ご紹介したイベントの詳細データ

イベント名 第57回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会
開催場所 京王百貨店新宿店 4F&7F
開催期間 2022年1月7日〜同月20日
開催時間 10:00〜20:00 ※最終日は17時閉場

参考リンク:お弁当の万年屋「名物駅弁シリーズ
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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