私は中高時代、Zipperっ子だった。Zipperとは「原宿発! No.1おしゃれGIRLSマガジン」として、1993年創刊以来、原宿ファッションやカルチャーを発信し、絶大なる支持を得ていた雑誌である。
そんなZipperの中でもとりわけ人気を博していたファッションブランド「Candy Stripper(キャンディストリッパー)」、通称「キャンスパ」だ。今回、ふとZOZOTOWNにてキャンスパの福袋を発見し即座に購入! 私の青春の福袋は如何に……!?
キャンスパの福袋に入る前に、冒頭で述べたZipperについてもう少し語らせてくれ! 2017年に休刊した際にはもう読んでいなかったとはいえ「ひとつ時代が終わった……」と涙したその雑誌は、毎月発売するのを心待ちにしてはボロボロになるまで何度も読んだ、私の青春を共にした雑誌である(今年3月に季刊誌として復刊するぞ!)。
そんなZipperの中でも大人気だったキャンスパだが、個性的でめっちゃ可愛いのだが、ちょっと高めで当時はなかなか買うことができなかった。今回、大人になりキャンスパで全身を固める! という夢が叶うのである。
ZOZOTOWNの福袋販売がはじまった11月25日に購入し、家に届いたのは12月30日。福袋自体は13200円だが送料210円と合わせて、合計13410円だった。
届いた福袋自体が真っ黒のリュック。こ、これは嬉しい。使い勝手良すぎないか。ちょうどリュックがなかったのでシンプルなの欲しいなぁと思っていたところだ。さすがキャンスパ!
何が入ってるかな〜♪
気になる中身はこれだー! 思ったよりも落ち着いた色味だ、よし、順々に見ていこう。
まずビビッとなパープルのくまちゃん靴下。うむ、ワンポイントが使いやすい。
両足にくまちゃん!
あ、内側にはいないのね。
お次はロゴ入り靴下。これもシンプルで使いやすそ〜! と思ったら……
片側にはファンキーな子たちがいた。
こちらも逆サイドは何もなし!
いよいよ洋服に入ろう。
くまちゃんトレーナー。大好きな水色なのが嬉しい。柄もキュートではあるけれど、キュートすぎず、部屋着にぴったんこでは……と広げてみると、
で、でかい! これはかなり大きいぞ。写真ではわかりにくいと思うが、このトレーナーはぱっと見、女性のLを軽く超えている。私は152cmでピッタリめが好きということもあり、いつも洋服のサイズはS。ちなみに福袋はフリーサイズだ。よし、次を見てみよう。
お次はフード付きパーカー。けっこうファンキーな柄だ。けれど色がモノクロなのでバランスがちょうどいい。
これも大きめだが、先程のくまちゃんトレーナーほどではない。Lくらい? ちなみに両方とも、サイズ表記は2だ。
最後は私が1番期待度大のブルゾン。ちなみにこちらのサイズも2。なかなか自分では買わないが、絶対にあると重宝するやつ。写真だと光沢で光ってしまうが、真っ黒だ。胸のロゴだけでシンプル! 良い〜!!
中はボア。良い〜!!
ん? だけども、ひっくり返してみると、なんとバックが……
こ、これは、
舌を出したクマちゃん〜!! ファンキ〜!! 正直に言おう。私はバックプリントが苦手なのだ!
でもまぁ使い勝手は1番良さそうだし、憧れていたキャンスパだし、目を瞑ろうではないか。さて、せっかくなので着てみたぞ。
ちなみに我らがGO羽鳥編集長のレイちゃんルール、「福袋に入っていたものだけで完結させる」に倣いたがったが、さすがに下を履いてないのはNGなので昨年のイオン福袋テーパードパンツを履いたぞ。
まずはくまちゃんトレーナー。うん、やはりでかいね。もうこれはワンピースだな。
これなら下を履いてなくてもOKだったかもしれん。
いや、この角度はやばかったな。
お次はフード付きパーカー。おお、大きいと思ったがなかなかのジャストサイズ。良い!
フードをかぶってちょっとやんちゃな感じも演出できるぞ。
ブルゾンは見た目いい感じだが、思ったよりも暖かくなかった!
バックのくまちゃん、どうだろう。
キュートさあり、ちょっと哀愁ありで、まぁいっか!
今更だが、まとめてみよう。
【Candy Stripper・ZOZOTOWN福袋(税込13200円)の中身】
・リュック
・靴下パープル
・靴下ブラック
・くまちゃんトレーナー
・フード付きパーカー
・ブルゾン
※福袋なので中身が異なる可能性があります。
・34100円お得!
タグがすべてついていたので金額を計算することができた。靴下1650円が2足、くまちゃんトレーナー11000円、フード付きパーカー12100円、ブルゾン20900円。合計47300円。34100円のお得! これはすごい!! しかもリュックもついている。 パーカー分で全部買えちゃったかんじ。
ただ1点残念だったのが、リュックの持ち手がすぐにほつれてしまったこと。福袋用のノベルティで安易な作りだったのかもしれない。喜んでいただけに残念。
・ザ・再会!
けれど、青春時代を思い出す憧れのブランドに包まれて大満足。こういう福袋の楽しみ方もあるんだな〜と、新たな福袋の醍醐味を知った1点だった。
参考リンク:Candy Stripper
執筆:千絵ノムラ
Photo:RocketNews24.