くら寿司の「こせち」を食べてみたところ → 複雑な気持ちになったが和菓子で回復

ロケットニュース24


もういくつ寝ると、お正月待ったなしだ。大家族のみなさまは、おせちを用意したりするのだろうか。福袋記事を書いたり、なんやかんやとある記者は例年、そうしたものにまで気を配る余裕がない。

世の中には少なからず、同じように仕事や学業で手いっぱいの方がいるはずだ。そんな我々の見方をしてくれるかのように、くら寿司が一人用おせち「こせち(税込500円)」の販売を2021年12月27日より開始。さっそく食べてみたところ……?


・良いアイディアな「こせち」

ひとりで食べるためのおせち「こせち」というのは、とても良いアイディアであると思う。核家族化は進む一方であるし、そうでなくとも家族が勢ぞろいするのは難しい世の中だ。

もし仕事などなければ記者だって、ちょっとしたおせちをツマミに酒を飲んで、テレビでも見ながら(持ってないけど)ダラダラしたいところである。そうした需要に応えているんだなと、ある種感動のようなものを覚えつつ、くら寿司へ。

まだ少し早いが持ち帰り、ひっそりと新年を迎えるための心の準備でもしようか。そんなことを考えていたのだが、なんとこちらの「こせち」は店内限定商品という。

店内で食べるのであれば、寿司で良いかもと思わないではないが気を取り直して注文だ。ひと皿500円とは、くら寿司にしてはソコソコ高価。果たして、どのようなものがやってくるのだろう。


・手のひらサイズなミニマム感

タッチパネルで注文すると、レーンに乗りぴゅーんと「こせち」はやってきた。なるほどこれは……小さくて可愛いな。決して心の中で、500円の割にはちょっとだな、なんて思ってないぞ。手のひらサイズなミニマム感が良し。


気になる中身はカボチャの煮物にしいたけ、高野豆腐にかまぼこ2種、そしてデデンとりっぱなエビが1匹だ。このサイズの入れものに、彩りにも気を配りながらキッチリ奇麗に詰めるのは、骨が折れるだろう。

頑張って作られているんだろうなあ、と思いながらいただきます。ふむふむ、、、味も普通に美味しい。ぶっちゃけハッとするものはないが、新春の雰囲気を感じるためには悪くはない……かもしれない。


・和菓子がなかなか良いぞ

「で、結局どうなん?」と思われるかもしれないが、この歯切れの悪さから察してほしい。簡単に言うと、ちょっと複雑な気持ちだ。しかし拾う神はあるもので、同日より販売開始した和菓子がなかなか良し。


鏡餅(220円)・虎(同)と2種類あり、皿にちょこんと乗るサイズ。蓋つきカップに入って運ばれてくるので、持ち帰ることも可能だ。味は鏡餅がいちご餡で、虎がこし餡。


見た目がなにより正月っぽいし、饅頭(まんじゅう)ならではのサイズ感もちょうど良い。味も普通に美味しく値段的にもGOOD! こせちと和菓子と合わされば、バランスが取れるかなあといった感じだ。


とまあ、記事を書くにあたり何がとは言わないが若干(じゃっかん)ハラハラした次第。しかし全体的にはアリよりのアリ。ちなみに販売期間は2022年1月6日まで。正月準備しない、できない人はくら寿司に行ってみるのもひとつの手だと思うぞ。

参考リンク:くら寿司
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

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