【なん…だと…?】上島珈琲店の福袋「HAPPY BAG A(3500円)」が一周まわって逆に “斬新” だった / 2022福袋特集

ロケットニュース24

数あるコーヒーチェーンのなかでも異彩を放つ存在──『上島珈琲店』に対して、そんな印象を抱いているのは私だけではないハズだ。落ち着いた雰囲気に、座り心地の良いソファ席。ほんのチョイ高めの価格設定、でもコーヒーの確かな味……。

ひと言で表すなら「上質」といったところだろうか。そんな上島珈琲店の福袋=「HAPPY BAG A(3500円)」を今年はじめて買ってみたのだが、「ほ、ほげぇぇ~~~っっ!!??」と脳天直撃パイルドライバーを浴びせられた気分だ。まあ、まずは中身を見てみてくれ。

・【上島珈琲店「HAPPY BAG A(3500円)」の中身】

・コロンビア サンアグスティン 180g(粉)
・ブラジル エスピリトサント 180g(粉)
・グアテマラ マラカタン 180g(粉)
・ドリンクチケット × 3枚

以上である。


 

おわかりだろうか……?


 

そう、中身が「コーヒー豆とドリンクチケット」のみ!


 

ガワの袋もオリジナルとはいえ、ただの紙袋……!


 

つまり この福袋……グッズが一切、入っていないのだ……!!


 

・まさかの「グッズなし」

この事実を知った瞬間、私は思わず「ほ、ほげぇ~~~!!??」 とうろたえてしまった。

365日コーヒーを飲む私はここ数年、スターバックスやタリーズ、エクセルシオール、コメダ珈琲、ドトールなどさまざまなコーヒーチェーンの福袋を買いあさってきたのだが、グッズがない福袋なんて今まで一袋(ひとっぷくろ)もなかったブクロよ~! 


 

上島珈琲店よ、貴様、なんて……なんて……


 

なんて “斬新” なんだッ!! 


 

・さすが老舗

これはもう、一周まわって斬新としか言いようがない。ご存じの通り、他のコーヒーチェーンはこぞって「トートバッグ」やら「タンブラー」やら「コラボ商品」やらのグッズを福袋に盛り込みまくっている。というかグッズが主役みたい雰囲気があるのも否めない。

そんななか、1933年創業の老舗・UCCグループの上島珈琲店は「コーヒー商品」のみで勝負ッ!

「餅は餅屋」というジジイしか使わないようなことわざが日本語にはあるが、ようするに上島珈琲店からすれば「うちはコーヒー屋だから、この価格帯ならコーヒーだけで勝負しまっせ」ということなのだろう。よっ! さすが老舗! まぁ、去年まではがっつりグッズが入っていましたけどね。

さて改めて今回の福袋を見てみると、コロンビア・ブラジル・グアテマラという名産地BIG 3のコーヒー豆は文字通り「ハズレなし」だし、

好きなドリンクが3杯も飲めるチケットは驚くことに有効期限が2022年6月30日までと、6か月も先! 大抵こういう引換券は有効期限が3か月とか、早いものでは1か月だったりするのでこれはものすごく嬉しい。

ということで、「ちゃらちゃらしたグッズはいらないからコーヒー商品だけちょうだい」という真のコーヒー好きには絶対、喜ばれそうな福袋だ。


・グッズありの「B・C・D」も

ちなみに今回ご紹介した福袋「HAPPY BAG A(3500円)」にはグッズが入っていないが、他の3種の「B(6000円)」、「C(10000円)」、「D(18000円)」にはそれぞれグッズが入っているようだ(入ってなかったらさすがにやべえだろ)。

注目はトップクラスの「D」だろう、なんてったって巨大な段ボールで届いたから。幸運にも筆者はいずれの福袋(箱)も入手することができたので、近日中にその中身をレポートしたい。

参考リンク:上島珈琲店福袋「HAPPY BAG」
執筆:ショーン
Photo:RocketNews24.

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