「シャニマス」クリスマスイベントで見た“新たな飛躍と波乱を予感させるステージ”

CNET Japan

 CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント関連も取材している佐藤が担当。今回は12月18日と19日に、両国国技館にて行われたイベント「THE IDOLM@STER SHINY COLORS Xmas Party -Silent night-」の模様をお届けする。

「シャニマス」クリスマスイベントが両国国技館で開催。ステージを囲むように“プロデューサーさん”が見守るなかで行われた
「シャニマス」クリスマスイベントが両国国技館で開催。ステージを囲むように“プロデューサーさん”が見守るなかで行われた

 これはバンダイナムコエンターテインメントが、バンダイナムコネクサスのブラウザゲームプラットフォーム「enza」などで展開している「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(シャニマス)をテーマとしたイベント。登場するアイドルの声を担当しているキャストが出演し、イベントタイトルにある“クリスマスパーティー”をイメージするようなトークや企画コーナー、そしてライブステージが行われた。なお、ゲーム内の283(ツバサ)プロダクションに所属する7ユニットから、1日目と2日目に分かれる形でキャストが出演した。

 会場では新型コロナウイルスの影響と感染拡大防止の観点から、発声をともなう歓声やコールなどは控える形となっていたが、集まった“プロデューサーさん”(※アイドルマスターシリーズのファンのこと)は、キャストからの問いかけやパフォーマンスに対しては、拍手を送ったりコンサートライトを振って応えていた。また、アソビストア内「ASOBISTAGE」によるオンライン中継行われた。

 1日目は「イルミネーションスターズ」の関根瞳さん(櫻木真乃役)、峯田茉優さん(八宮めぐる役)、「アルストロメリア」の黒木ほの香さん(大崎甘奈役)、前川涼子さん(大崎甜花役)、芝崎典子さん(桑山千雪役)、「ストレイライト」の田中有紀さん(芹沢あさひ役)、幸村恵理さん(黛冬優子役)、北原沙弥香さん(和泉愛依役)、「ノクチル」の和久井優さん(浅倉透役)、土屋李央さん(樋口円香役)、田嶌紗蘭さん(福丸小糸役)、岡咲美保さん(市川雛菜役)が出演した。

 場内は、会場中央にステージが設けられ、それを囲むようにプロデューサーさんが観覧するという、両国国技館の特徴を生かしたもの。そんななかで、冒頭はサンタ風の衣装を着た事務員の七草はづきによる注意事項などを伝える前説を経て、オープニングナンバーとなったのは、雪をイメージした「SNOW FLAKES MEMORIES」。キャスト陣は、ゲーム中に登場するクリスマスをイメージした「ホーリーナイトケープ」を再現した衣装で歌い、パーティの幕開けとなった。

七草はづきによる前説(1日目)
七草はづきによる前説(1日目)
「SNOW FLAKES MEMORIES」(1日目)
「SNOW FLAKES MEMORIES」(1日目)

 自己紹介などのトークを経て、朗読劇のコーナーに。ここではクリスマスに向けてた準備をする、各ユニットの光景が描かれたものとなっていた。

朗読パート(1日目)
朗読パート(1日目)
朗読パート(1日目)
朗読パート(1日目)

 そのあとは各ユニットが主催する企画コーナーに。各ユニットが事前に企画の準備を行うパジャマパーティーの映像が流れ、そしてステージで実際に企画が行われた。

パジャマパーティーダイジェスト映像(1日目)
パジャマパーティー映像より

 イルミネーションスターズは、1日目出演ユニットのチェキを撮影するときの構図について、考案している様子を事前映像で上映。そしてステージでは、それぞれ用意された2パターンから、プロデューサーさんの拍手によって決定。実際に撮影される側のユニットメンバーもノリノリでポーズを決め、撮影は関根さんと峯田さんが自ら行うこともあって、その構図を見て喜ぶ姿も見受けられた。

イルミネーションスターズのステージパートより
イルミネーションスターズのステージパートより

 アルストロメリアは、事前の映像で1日目出演メンバーのいいところを紹介することに取り組む。そしてステージでは、いいところを示したキャッチフレーズのような紹介を発表し、誰のことが当てはまるかを、自ら立候補する形で当てるというもの。個性的な表現も交えつつ、特徴をとらえたキャッチフレーズが飛び出していた。

アルストロメリアのステージパートより
アルストロメリアのステージパートより

 ストレイライトは、事前の映像で3人がオムライスのトッピングに取り組み、ステージでは、誰のオムライスがよくできているかをプロデューサーさんが拍手で選ぶという内容。選ばれたメンバーはオムライスが美味しくなる魔法の言葉をかけるというなかで、拍手の大きさは拮抗。最終的に幸村さんが選出され、魔法の言葉をかけながらオムライスを食べさせてあげるポーズを決めていた。

ストレイライトのステージパートより
ストレイライトのステージパートより

 ノクチルは、事前の映像でアドベントカレンダー制作の様子を上映。ステージでは、各ユニットごとに用意された箱を、プロデューサーさんの拍手によって選択するというもの。箱の中にはプレゼントのほか、実施しなければいけないことの指示が入っていたのだが、どのユニットも指示された内容を実施するものとなった。

 イルミネーションスターズは、カップルのクリスマスでの待ち合わせをエチュードで行うことになり、待ち合わせしている女性役の峯田さんに向かって、関根さんが男性役として“エア目隠し”をしながら男性ボイスで語りかけるというもので、その“キュンキュン”した内容に終わった後出演者から歓声が上がっていた。

 アルストロメリアは、「前川さんが、イベント後に、最高に盛った写真をツイッターに投稿できる券」を引く。ステージでは前川さんが“盛れる写真”についてアドバイスを求めつつ、イベント終演後には前川さんのアカウントから「#最高に盛った写真」のタグをつけたつぶやきが4つ投稿された(【1】【2】【3】【4】)。

 ストレイライトは、「幸村さんが、ノクチルが考えた『ドSセリフ』を言う券」を引き、幸村さんはそのセリフを言い、場内はその“ご褒美”に盛り上がっていた。

ノクチルのステージパートより
ノクチルのステージパートより

 後半はライブパートで、各ユニットがそれぞれユニット衣装に着替えて2曲ずつを披露。最初に登場したのはストレイライトで、「Destined Rival」と「Timeless Shooting Star」を歌い、力強い歌声とダンスパフォーマンスで場内を魅了した。

「Destined Rival」
「Destined Rival」
「Destined Rival」
「Destined Rival」
「Timeless Shooting Star」
「Timeless Shooting Star」

 アルストロメリアが歌ったのは「ハピリリ」と「ラブ・ボナペティート」。“ポップでハッピーな3人組アイドルユニット”がイメージできる、かわいらしさや癒しを感じるステージとなっていた。

「ハピリリ」
「ハピリリ」

 イルミネーションスターズは、「ヒカリのdestination」と「スマイルシンフォニア」を披露。ユニットが持つ輝きを示すように、明るく元気な歌声を響かせていた。

「ヒカリのdestination」
「ヒカリのdestination」
「ヒカリのdestination」
「ヒカリのdestination」
「スマイルシンフォニア」
「スマイルシンフォニア」
「スマイルシンフォニア」
「スマイルシンフォニア」

 ノクチルは、「いつだって僕らは」と「今しかない瞬間を」を歌う。透明感のある楽曲と歌声、そして幼なじみという背景を感じさせるようにお互いが向かい合って歌う姿など、ノクチルの特徴を示しながら披露した。

「いつだって僕らは」
「いつだって僕らは」
「いつだって僕らは」
「いつだって僕らは」
「今しかない瞬間を」
「今しかない瞬間を」

 終わりの挨拶では、プロデューサーさんとクリスマスパーティとしてステージができたことの喜びや感謝などが語られ、それに応えるかのように大きな拍手も巻き起こっていた。そしてラストナンバーとして歌われたのは「Let’s get a chance」。アップテンポで“もっと輝ける”ことを示す楽曲を披露して締めくくり、2日目へとバトンを渡した。

「Let’s get a chance」
「Let’s get a chance」
「Let’s get a chance」
「Let’s get a chance」

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