マインクラフトで80年代の家庭用ゲーム機相当の1HzのCPUを作り上げた猛者が登場、テトリスや関数のグラフ化も可能

GIGAZINE
2021年12月17日 21時00分
動画

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累計販売本数が2億本を超えたり、YouTubeでの総視聴回数が1兆回を超えたりと、世界的に人気のある箱庭ゲーム「マインクラフト」はサバイバル生活を楽しんだり、自由にブロックを配置し建築などを楽しんだりできるのが売りです。そんなマインクラフトで「レッドストーン」というアイテムを駆使して周波数1HzのCPU「CHUNGUS 2」を設計したと、YouTuberのsammyuri氏が発表しました。

CHUNGUS 2 – A very powerful 1Hz Minecraft CPU – YouTube
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CHUNGUS 2は「Computational Humongous Unconventional Number and Graphics Unit by Sammyuri 2」の略称。


CHUNGUS 2はクロック1Hzで10tickの16bitCPUで、3オペランド命令のRISCアーキテクチャが採用されています。


無数のブロックが積み上げられ、その上に赤いレッドストーン回路が走っているのが見えます。


レジスタ


演算装置(ALU)


フラグレジスタと分岐論理回路


計算ユニット


出入力


256ByteのRAM


64Byteのデータキャッシュ


キャッシュコントローラー


スタックポインタ


128Byteの命令キャッシュ


プログラムカウンタ


コールスタック


制御装置


CHUNGUS 2は4キビバイトの外部メモリにアクセス可能。性能としては、70年代~80年代に活躍した家庭用ゲーム機「Atari 2600」と同じくらいだそうです。


プログラムはアセンブリ言語でコーディングされます。


実際にCHUNGUS 2でテトリスを動かしてプレイするところ。


入力には巨大なコントローラーを使っています。


他にもスネークゲームや……


ブロックくずしなど、実際にAtari 2600で人気のあったゲームが実演されました。


さらに、数学の関数をグラフ化したり……


人工生命シミュレーションのライフゲームも動作します。


解像度の問題でわかりづらいですが、マンデルブロ集合の描画にも成功していました。


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