河野氏 新年会の挨拶ガイド公開 – 河野太郎

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私の友人が、某会の政治連盟の副会長になったので、あちこちの新年会で会長の代理の挨拶をしなければならなくなった、どんな挨拶をしたらよいか教えてくれと連絡してきました。

新年会の挨拶の心得を書いたところで、別な友人が、街のXX会の会長になったので新年会の来賓挨拶をせねばならぬ云々と言ってきました。

そもそも来年の新年会がどれぐらい開催されるのかまだ不透明ですが、同じようなリクエストがあった時のために、私の新年会の挨拶マニュアルを公開してしまうことにしました。

1.挨拶は短いこと
幸せは長く、挨拶は短く、選挙はよろしく。

2.代理の挨拶は特に短く
代理の挨拶が1分を超えるのは厳禁です。

3.説明をしないこと
よく「長い挨拶は嫌われますから」とか「挨拶は短い方が喜ばれるものですから」とか「短い挨拶にしようと思いますが」とか言って挨拶を延ばす人がいますが、そんなことを言わずに短く終わらせましょう。

4.世界情勢について話をしないこと
「最近の世界情勢を見れば、バイデン政権は..、習近平は..」
きっと新聞にもっと詳しく出ていますし、話が延びます。

5.国際経済について話をしないこと
「アメリカの金利引き上げがうんちゃらかんちゃら..」
みんな日経新聞を読んでますし、話が延びます。

6.役不足にならないこと
よく挨拶の中で、「役不足ではございますが..」という方がいらっしゃいます。「役不足」というのは、「なんで俺に会長をやらせないのか。副会長なんて俺には『役不足』だ」ということです。たぶんあなたが言いたいのは「力不足」です。

7.おめでたい話をしましょう
新年を言祝ぐために集まるのですから、探してでもおめでたい話をしましょう。最近あった事件や事故の話はやめましょう。

8.所信表明をしないこと
そもそも所信表明をするための会ならば別ですが、みんなが杯を持っていたり、料理が並んでいる時には所信表明はやめましょう。

9.代読するものは事前に読んでおくこと
事前に読んで、もし長かったらカットしておきましょう。

10.挨拶は短いこと
それに尽きます。

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