<登場人物>
野田航平さん
女性専用パーソナルジムの店長。モテたいと思いトレーニングを開始。身長184cm・68kgから85kgまで増量しつつ、スタイリッシュな身体を維持。野田さんインスタグラム
まいしろ
エンタメライター。筋トレが嫌いなのになぜか筋トレの記事ばかり書いてしまう。
まいしろ:前回の記事では昔のマッチョについて語ってもらったんですけど、現代のマッチョの動向についてはいかがでしょうか?
野田:現代は「逆三角形のマッチョがよし」とされていますね
まいしろ:そうなんだ
野田:歴史でいくと、ボディビルってかなり昔からあるんですけど、ボディビルで活躍したアーノルド・シュワルツェネッガーが映画俳優デビューしたことで、さらに人気になったようです
まいしろ:映画『ターミネーター』役でおなじみの有名俳優ですね
野田:その後もいろんな方が活躍されているんですが、「彼を超える人はいない」と言われている伝説的なマッチョが、ロニー・コールマンという方ですね
↑コールマンの雄姿
野田:コールマンは身長が180cmで、体重が135kgあるんです。こんなのほとんど孔子です
まいしろ:現代のマッチョって孔子なんだ
野田:コールマンの写真を見てもらればわかるんですけど、現代のマッチョって、首の後ろに飛行機に乗るときの枕みたいな筋肉がついてるんですよ
↑首の周りに枕ついてますね
まいしろ:いつでもどこでも寝れますね
野田:もう筋肉がありすぎて、関節とかフルでは動かないんですよ。
私ぐらいのマッチョでも、電話をしてると腕と上腕二頭筋がくっついて腕がしびれてくるので、いつもスピーカーに切り替えて電話をしてるんです。
だから、ロニー・コールマンなんてマッチョすぎて電話できないと思いますよ
まいしろ:人生をマッスルに振り切りすぎじゃないですか?
野田:「気をつけ」の姿勢もできないですよ
まいしろ:体育のときに怒られちゃう。マッチョなのに。
野田:あとは、背中に手が届かないんです。マッチョあるあるで「肩甲骨の下あたりにシールを貼る」というイタズラがあるんですけど、背中に手が届かないから自分じゃはがせないんですよ。自分はまだまだ届いちゃいますが…
まいしろ:なるほど、背中はマッチョの弱点なんだ
野田:あと、マッチョは着れる服もないですよね
まいしろ:それは、そうですよね
野田:なので布を着てる感じです
まいしろ:ガンディーみたいで尊いですね
野田:どうしてもスーツを着る必要があるときは特注のスーツを着るんですけど、肩にあわせて作るので、ウエストはダボダボになりますね
まいしろ:マッスルって思ってる以上に生活に差し支えるものなんですね
野田:でもやっぱりマッチョはいいですよ。ポジティブで。
マッチョのことがもっと知りたくなったみなさまへ
記事ではここまでですが、こんな感じの筋トレトークイベントをやります!
「じゃあダビデ像以外はどれくらいマッチョなのか、ジムトレーナーに聞き実際に体験してみる」
記事では取り上げなかった様々な作品の筋肉を見ていく…のみならず、美術史の専門家による解説で、マッチョとアートの両方に詳しくなれる空前絶後のイベントです!
ちなみに、当日の会場ではトレーナーの野田さんの指導のもと、ちょっとした筋トレ体験も楽しめます!
筋トレ嫌いのライター・まいしろでもできるふんわりした筋トレなので、マッスル不足の方でも安心してご参加ください!
じゃあダビデ像以外はどれくらいマッチョなのか、ジムトレーナーに聞き実際に体験してみる
日時:2021/12/16(木) OPEN18:00 START18:30
場所:東京カルチャーカルチャー
出演:
松浦弘明(多摩美術大学 教授)
野田航平(パーソナルジム店長)
まいしろ(ライター)
石川大樹(デイリーポータルZ編集)
チケット:
会場チケットはこちら オンライン試聴チケットはこちら
ご参加お待ちしております!