苦情4000件…後藤真希「卒コン」放送事故の真相 テレ東P語る

J-CASTニュース

   2021年12月2日放送の「考えすぎちゃん」(テレビ東京)で、同局のチーフプロデューサー・伊藤隆行さんが明かしたアイドルグループ「モーニング娘。」の裏話が話題を呼んでいる。


  • 後藤真希さん(2016年撮影)

「中継ドンした真相はコレなのか」

 

   伊藤さんは、過去に総合演出として携わった「モーニング娘。」後藤真希さんの生中継番組での「事件」を振り返った。番組MCの佐久間宣行さんからは「信じられない失敗」と説明が入った。

   伊藤さんによれば、横浜アリーナでの後藤さんの「卒業コンサート」(ファイナル・ステージ)を、テレ東で生中継したという。

   伊藤さんは、20時54分に番組が終了することを踏まえ、最後にメンバーが1人ずつ花束を渡して挨拶する時間を「大体25分くらいとっておけばいいかなっていう尺計算でやってたわけですよ」と明かす。しかし、メンバーが予想以上に号泣し続けたため、思うように進行しなかった。

   そのため元々5分の尺をとっていた後藤さんのスピーチが2分に短くなり、後藤さんが最後のメッセージを言いかけたところでまさかの放送終了。局には4000件ものクレームが届き、上司から大目玉を食らったという。

   しかしその後、その上司から「でかしたぞ」となぜか褒められる事態に。実は、後藤さんのメッセージを知りたいと、多くの視聴者がライブDVDを購入したという。佐久間さんは「それで(伊藤さんは)ぎりぎりクビが繋がった」と怪我の功名だと笑った。

   一連のエピソードに対し、視聴者からは「ゴマキの卒業コンサートの中継ドンした真相はコレなのか」「伊藤さんが後藤真希の卒業コンサートの失敗を語ってるのが凄い面白いかったわ。確かに怪我の功名」「生放送だから伊藤さんはどうすることもできないし誰のせいでもないよね」などと反響があがっている。

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