金塊を巡るサバイバルバトルを描く「ゴールデンカムイ」のアニメ第4期製作が決定

週刊ヤングジャンプ連載で3度にわたりアニメ化されている「ゴールデンカムイ」のスペシャルイベントが開催され、アニメ第4期の製作が発表されました。

TVアニメ「ゴールデンカムイ」第四期製作決定ッ!!PV – YouTube
[embedded content]
©野田サトル／集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

「ゴールデンカムイ」は、戦死した親友との約束の達成を目指す日露戦争の英雄「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女・アシㇼパ、陸軍第7師団、元新撰組の「鬼の副長」土方歳三らが、かつてアイヌが集めどこかに奪われたという莫大な埋蔵金とその隠し場所を刻んだという脱獄囚24人の入れ墨を巡って争奪戦を繰り広げるサバイバルバトル作品で、「和風闇鍋ウエスタン」と称されています。

アニメは第1期が2018年春、第2期が2018年秋、第3期が2020年秋に放送されました。

第4期はアニメーション制作がジェノスタジオから「境界のRINNE」「輪るピングドラム」などで知られるブレインズ・ベースに変更されています。監督(チーフディレクター)は「境界のRINNE」シリーズや「ディーふらぐ！」、「グリムノーツ The Animation」のすがはらしずたか氏が担当。シリーズ構成は第1期～第3期から引き続き高木登氏が担当します。

第1期～第3期を手がけた難波日登志監督からのコメントは以下の通り。

『ゴールデンカムイ』第四期より、ブレインズ・ベースさんと、すがはらしずたかチーフディレクターに引き継いで頂けることになりました。
第一期から第三期を監督させていただき私が感じたのは、原作の素晴らしさとアニメ化の難しさです。
『ゴールデンカムイ』は骨太のストーリー、歴史物のリアリティ、アイヌや少数民族の言語やカルチャー、アクションとギャグ、表現しにくい下ネタ等々まさに何でもありで、アニメ化にはハードルの高い作品です。
その分チャレンジのし甲斐がある作品でもありました。そのハードルは第四期で更に高くなっています。
今回バトンタッチする、すがはらチーフディレクターとブレインズ・ベースの制作スタッフなら、その高いハードルに果敢に挑み、前シリーズ以上の充実した仕上がりにしていただけると確信しています！応援しています！頑張ってくださいませ！
ファンの皆様、第四期の杉元、アシㇼパたちの活躍を楽しみにしていましょう！

また、第4期チーフディレクターのすがはらしずたか氏からのコメントは以下の通りです。

この度作品の舵取りを難波監督より引き継がせて頂くことになりました。
『ゴールデンカムイ』という作品の持つ圧倒的な世界観、美麗な作画、緻密な考証、アクションやギャグ要素。何より骨太なストーリー展開。その情報量の多さにめまいを覚える中。
出口はまだまだ見えておりませんが、難波監督とジェノスタジオさんの作り上げたイズムを受けつぎ、必死に食らいつくべく格闘する日々を過ごしております。
とにかく原作、アニメのファンの皆さんに今まで以上に楽しんでいただける様、スタッフ一丸となって頑張っています。
クライマックスに向けて、これからますます盛り上がる「闇鍋ウエスタン」。杉元とアシㇼパの新しい冒険を楽しみにしていてください！

なお、第4期製作記念として、ショートアニメ「ゴールデン道画劇場」(第3期)が期間限定で再公開されています。

放送三周年記念!!『ゴールデン道画劇場』（第三期）期間限定一挙再公開ッ!!① – YouTube
[embedded content]

放送三周年記念!!『ゴールデン道画劇場』（第三期）期間限定一挙再公開ッ!!② – YouTube
[embedded content]

放送三周年記念!!『ゴールデン道画劇場』（第三期）期間限定一挙再公開ッ!!③ – YouTube
[embedded content]