広島にもみじ饅頭の自動販売機があるってマジ!? 買いに行ってみたらほぼ売り切れだったが…!!

ロケットニュース24

広島県の代表的なお土産と言えば? ──様々な答えがあると思うが、そのうちのひとつがもみじ饅頭であろう。100年以上も前から親しまれてきた紅葉の形をした饅頭で、全国お土産ランキングでも常連の THE 定番 な広島土産である。

そんなもみじ饅頭に、なんと自動販売機が存在するらしいのだ。

なんでも県内に10台が設置されているということで、筆者がやってきたのは空の玄関である広島空港。さっそく1階の到着ロビーで探してみると、お目当ての自動販売機が……あった~~~!!!!!!

・老舗もみじ饅頭メーカーが運営

こちらのもみじ饅頭の自動販売機を運営しているのは紅葉堂。2001年に宮島で揚げもみじ(もみじ饅頭を天ぷらにしたもの)を発売し、もみじ饅頭業界に衝撃を与えたことで有名な老舗もみじ饅頭メーカーである。

知らない方のために補足説明をしておくと、もみじ饅頭はひとつのメーカーが作っている商品ではない。広島県内には10社以上のメーカーが存在し、それぞれが工夫を凝らし多種多様なもみじ饅頭を製造しているのだ。


話を戻し、自動販売機だ。どんなもみじ饅頭が買えるのかなっと見てみたところ、なんと……


えっ、売り切れ!?


・買えたのは1種類のみ

衝撃的なことに、なんと抹茶味を除いてすべてが売り切れていたのである。これにはさすがにビックリだ。

ぶっちゃけもみじ饅頭自体は2階に行けばお土産物屋さんで取り扱っているためそう珍しくもなく、かなりのお客さんを逃していそうでもったいないようにも感じてしまう。

……とは言えもしかしたらマジで人気過ぎて一瞬で売り切れてしまうのかもしれないので、購入される方は気を付けてほしい。


1個でも買えてラッキー!!


抹茶味をポチッ


箱が出てきた!

こちらの自動販売機で取り扱いされているのは1種類の味で2個入り(220~260円)、もしくは3種類の味で3個入り(350~370円)の小箱入り。味はこしあん、つぶあん、クリーム、レアチーズ、チョコレート、チーズ、瀬戸内レモン、ほしぞら抹茶の8種類だ。

チーズとレアチーズの比較とか瀬戸内レモンの味見とか、してみたかったな……!


・抹茶味は大人向けかも

それでは持ち帰ったもみじ饅頭をさっそくいただいてみる。このほしぞら抹茶味は老舗御茶処、広島 千茶荘とのコラボ商品なのだそうだ。


箱を開ければ中には小ぶりでかわいいもみじ饅頭が2つ。パッケージに貼ってあるシールがキラキラしていて高級感があるな。


もみじ饅頭はメーカーによって微妙に形が違う。紅葉堂は細身で葉脈が濃いめかな。


中には抹茶味のあんこがぎっしり。甘い中にもほろ苦いお茶の味と香りが楽しめるちょっと大人向けのもみじ饅頭である。温かいお茶にピッタリで、これからの季節はホッコリすること間違いなしだ。


もみじ饅頭の自動販売機、1種類しか購入できないというちょっぴり残念な結果ではあったが、売店で購入するのと比較して物珍しさがあって特別な思い出が残る気がした。

もちろん設置されているのは広島県内のみ。今回筆者がお邪魔した広島空港以外にも広島市内や宮島周辺で楽しむことができるそうなので、お近くにお越しの際は是非ポチッと購入してみて欲しい!

参考リンク:紅葉堂
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

Source