はま寿司「金目鯛・のどぐろ100円祭り」を堪能してみた / 約束された金目鯛とデカくなった蒸しほたて

ロケットニュース24

2021年11月18日から、はま寿司にて新しいフェアが始まった。その名も「金目鯛・のどぐろ100円祭り」。開催中は「金目鯛」と「炙りのどぐろ」がともに1皿1貫で税込み110円となる。

12月8日までの期間限定で、各ネタは売り切れ次第終了だ。金目鯛もノドグロも、どちらもそこそこ高級魚。どうやったって美味くなる魚だ。普通に食べても高コスパが期待できそうだが、フェア対象商品には他にも気になるものが。さっそく食べてきたぞ!

・12種

今回も公式HPの期間限定のメニューから、直近のフェアで被っているものを抜いた魚介類系握り寿司をオーダー。その数12種類。


まずはフェアの目玉から食べていこう。こちらが「金目鯛(110円)」。もみじおろし的なオレンジのものが乗っている。


食べてみると、程よく締まっており、サクッと歯が通るのが心地いい。脂ののり具合も程よく、ほのかに甘い身から染み出る旨味が好印象。これは何皿でも食べられそう。もみじおろしも良いが、テイクアウトして、家で本物のワサビを乗せて食べたくなる。

炙りバージョンもあり、こちらはこちらで脂が強く感じられて美味い。定番の藻塩と合わせてもいいだろう。しかし、個人的にはノーマル版が好ましく感じた。今回のフェアにおける一押しなメニューの一つは、順当に「金目鯛」だ。


続いては「炙りのどぐろ(110円)」。ゴールデンな輝きが美しい。


味もしっかり美味い。しかし風味に多少のクセがあるので、苦手な人もいるかもしれない。また、炙りオンリーな点も生派の方からすると、少しオプション不足に感じられる可能性も。それでもコスパは高いと思うし、炙りが好きな人にとっては間違いなく満足度が高いだろう。


・大切りまぐろはらみ

ここからは、目玉以外で特にお勧めだと感じたネタを紹介していこう。まずは「大切り!まぐろはらみ レアステーキ(税込み165円)」だ。


今回、まぐろはらみシリーズはノーマル、炙りゆず塩、レアステーキの3種展開。どれも165円で1皿2貫。大切りなのでそこそこデカいため、シリーズ全て高コスパといえる。


ノーマルは順当に真っ当なドストレートのマグロのはらみ。税込み165円で2貫の握りに対して一般的に人々が抱くであろう期待には、全て高い水準で応えてくれるクオリティだと思う。炙りゆず塩も、個人的にはゆずの主張が少し強く感じたが、まあこれはこれでアリだ。

しかし、個人的に一番美味かったのはレアステーキだった。肉厚な はらみの程よい歯ごたえと、レアステーキ化の相性が素晴らしい。まあ、世の中にはマグロのステーキ専門店もあるくらいだしな。マグロとステーキ化の相性自体が元より高いのだ。金目鯛と同じくらい、今回のフェアでは推したい。


・デカくなった青森県産蒸しほたて

そしてやはり外せないのが、「大粒!青森県産蒸しほたて(110円)」。かつての「北海道&東北うまいもん祭り」にて1皿2貫で110円だった頃に対し、今回は1皿1貫で110円となっているが、「大粒!」ということで、前より身がデカい。


「北海道&東北うまいもん祭り」での「青森県産蒸しほたて」はマジで美味かった。今回はどうなっているのかかなり期待していた筆者。ちなみにラインアップは、ノーマルの他に「炙り塩レモン」と「焦がし醤油」の3種展開。


食べてみたところ……やはり美味い。蒸したホタテはだいたい勝利が約束されている。前回と比べると少し風味や甘味が控えめで水分が多いような気がするが、デカくなったからだろうか。

全て食べつつレビューをまとめるなどし終えて、最初のオーダーから1時間半ほど過ぎた帰り間際にもう1皿頼んでみたが、やはり前と味が変わっている気がする。前回はあまりの美味さに後日20貫ほど購入して家で食べたくらいお気に入りだったので、間違いないと思う。


しかし今回も美味いのは間違いなく、デカいぶんだけ頬張った時の満足感や噛み応えでは勝っている。税込み110円で、コスパも良い。おススメであることには変わりない。

ということで、はま寿司の「金目鯛・のどぐろ100円祭り」。フェア的には、順当に目玉のメニューである金目鯛とノドグロが安定した強さを見せていたと思う。ちなみに、25日からは税込み308円で「本鮪 かまとろ握り」なる、スゴそうなものも数量限定で出てくるそうだ。見逃せない。

参考リンク:はま寿司
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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