【やじうまミニレビュー】テレワーク中のお菓子のつまみ食いに最適!?割りばしを持ったままキーボードの打鍵ができる便利グッズを試した

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「ゲーミング割りばしホルダー」に割りばしを装着した状態。手を汚さずにポテトチップスなどをつまむのに重宝する。実売価格は1,210円

 PCで作業しながらポテトチップスなどのお菓子をつまもうとすると、指先が汚れて打鍵が継続できなくなるという重大な問題がある。

 こうしたことから、パワーユーザーの間では、割りばしを使ってお菓子をつまむ習慣がかねてより存在する。ゲームユーザーはもちろんクリエイターでも、こうした行為を日常的に行なっている人は多いのではないだろうか。

 そんなPC作業のお供にぴったりなグッズが、このたび新たに登場したB’fullの「ゲーミング割りばしホルダー」だ。これは人差し指と中指の間に挟むことで、自由自在に割りばしが使えるとともに、装着したままキーボードの打鍵まで行なえてしまうという便利グッズだ。

 テレワーク中のお菓子のつまみ食いにも最適と言えるこのグッズ、どのくらい使い物になるのだろうか。実際に購入して試してみた。

 こうしたPC作業中にお菓子をつまむグッズとしては、割りばしだけでなく、専用のトングも複数のメーカーから発売されている。もっともこちらは毎回洗わなくてはならない上、サイズ的にも大柄で邪魔になることから、結局使わなくなってしまうという問題があった。

 今回の製品は、市販の割りばしを上部に挟み込んで使う仕組みで、簡単に交換できるのが特徴だ。本体上部にある左右の溝に、割りばしを上から押し込むようにはめ込むだけなので、取り付けはもちろん、取り外しも簡単だ。

 実際に使う時は、人差し指と中指とで挟むような操作になる。動きで言うと、ふだんは「チョキ」の形を維持し、2本指を揃えることでつまむという動作だ。ふだんあまり行なわない指先の動きで、最初のうちは力の加減が難しいが、しばらくやっているとすぐに慣れる。

上部には2つの溝があり、ここに割りばしを挟み込む。先端はきちんと揃える必要がある

安定して使えるのは角形の割りばしで、丸い竹割箸などは適していない

人差し指と中指を広げることで開いた状態になる

閉じた状態。このように「人差し指と中指を広げる←→閉じる」という、普段あまりない動きをすることになる

 装着した状態でも指先は独立して動かせるので、手に装着したままキーボードを打鍵するのも可能だ。前述のトングとの最大の違いは、ここにあると言っていいだろう。

 もっとも、さすがに装着先の人差し指と中指については動きが制限されるし、お菓子を挟んだまま打鍵するのは無理がある。とはいえ、ポテチを触って油まみれになった指先がキーに触れないよう、小指を使ってポチポチとキーを押す……という行為は必要なくなる。これだけでもだいぶ違う。

 またホルダーに割りばしを取り付けたまま指から外し、ひっくり返してデスクの上に置いておくことも可能だ。これならば、食べ物に触れた部分が宙に浮いたままになるので、衛生的というわけだ。ちょっとしたことだが、よく考えられた仕組みだと思う。

 唯一ツッコミどころがあるとすれば、製品名に「ゲーミング」とつけてしまったことだろう。ターゲットユーザーに訴求したいのは分かるが、この単語が入っているせいで、それ以外のユーザーを遠ざけているように思わなくもない。実際にはPC作業全般はもちろん、タブレット作業でも使えるので、そこは安心してほしい。

指で直接触れずにポテトチップスなどをつまむことができる

どちらかというとコーンスナックなど厚みのある菓子のほうが安定してつまめる

手にはめたままキーボードの打鍵も可能だ。ただしノートPCのように画面が近い場合、箸の先端を突き立てないよう注意

天地をひっくり返すことで、箸の先端を宙に浮かせた状態で置くこともできる

 業務がテレワーク中心になり、自宅での作業環境は個人の裁量に任されているケースも多いだろう。上司や同僚が近くにいなくなったことで、作業しながらお菓子をつまむことも可能になったわけだが、とはいえ作業の手を止めることはしたくない。

 本製品があれば、PC作業をしながらお菓子をつまむ……という、オフィスだとはばかられた行為も堂々とこなすことができ、また作業の効率もさほど落とさずに済む。テレワークを適度にサボるための……いやいや、テレワーク環境を充実させるための、便利グッズとしておすすめしたい。

ウワサのGoogleチップスにも問題なく対応することを確認した(筆者調べ)

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