袋がそのまま皿になる冷食「ワイルディッシュ」のガーリックめしはニンニク欲を満たせて最高だけど、1つだけ惜しいところがある

ロケットニュース24

見つけた!! こんなにも高揚というか、警察が犯人のアジトを見つけたかのような気持ちになったのは久しぶりだった。何しろ探しに探したのに姿を拝めず、時間ばかりすぎて2ヶ月以上も経ってしまっていたのだから。なんのことかって、「ワイルディッシュ」の新味・ガーリックめしのことである。

ワイルディッシュといったら袋がそのまま皿になるマルハニチロの冷凍食品。米系にはじまり、麺類、さらには から揚げなんかも販売されるようになって広く置かれているあたり、手軽さもあって人気なのだろう。ただ、ことガーリックめしに関してはなかなか見当たらなかった。

・幻レベルで見当たらず

2021年9月1日から販売されているワイルディッシュのガーリックめし。一向に見当たらなかったのは私の行動範囲にたまたまなかっただけかもしれないが、くる日もくる日も探したのだ。ガーリックという破壊力から、店長が冷食コーナーに置くのを敬遠しているのかもしれない。

はたまたコロナも落ち着いてきたし、出社する機会が増えて口臭を気にする人が多いとか関係するのかなぁ。そんな推測もあって一時は入手を諦めかけたが、どうやらまだ冷凍食品の神(某店の店長)は私を見放さなかったらしい。

というのも、足を伸ばして訪れた店舗に置いてあるのを発見。念願かなって購入(税込278円)することができたのである。やっと……やっと出会えた!


・ガーリックめしの実力は?

それでは、幻と化していたガーリックめしがどんなものか食べてみるとしよう。もちろん、冷凍食品らしくやることは1つでレンチンのみ!

そのままレンジに放り込んで指定された時間をチン。そしてパンパンに膨れた袋をビリリと破いたら……キタコレ!


あっという間に食べられる状態になる。わざわざ洗い物をする必要がなく楽チンだし、すぐに食べられるスピード感も相変わらずよい。そして温めている段階でかなりの戦闘力を秘めていることに気づいていたが、開封してそれは確信に変わった。そう、臭うのだ。

・パンチの効いた商品

ニンニク商品にはオブラートに包まれたものから殺しに来ているものまであるが、ガーリックめしは職場で食べたら即バレするレベルで臭う。現に第一印象としては「うわっ、結構臭うな……」てな感じで、ニンニク警察がいるなら逮捕されてもおかしくない。

つまり口臭ケア必須だが、そのぶん味は文句なし。ガーリックがガッツリ効いているのはもちろんのこと、醤油の香りが同時に香ってきて食欲のギアが上がりまくる。もうこんなのウマいに決まっている。具材も程よく入っていて、これならニンニク欲を満たすことができるだろう。

んで、辛さの方はわずかにピリッとするくらいで食べやすく、老若男女が楽しめるガーリック商品だと言える。こんなにウマいのなら、近所の店長たちにこう問いたい。なぜ置かないんだい? と。

・○○が足りない

とはいえ、長所と短所は表裏一体。ここまでいいところを述べてきたが、一通り味わって1つだけ惜しいポイントがあることに気づいた。ズバリ、がそうである。

味がいいだけに食べ進めるとなくなるのはあっという間。そして感じる物足りなさはちょっぴり切なくなってしまう。個人個人で違うだろうが内容量250gだと、もうちょっと食べたかったという気持ちが残る人は多いだろう。男性であれば400gくらいあると嬉しいところだ。

そういえば3月に発売された「牛カルビ焼肉めし」でも同じように思った記憶がある。袋のままチンして満遍なく温められる量とかいろんな事情があるのかもしれないが、やはり量が気になってしまう。

しかも、今回はせっかくニンニクを効かせた商品である。食べるからには覚悟をしているのだから、ガーリックと量でぶん殴ってもらいたかった。ワイルディッシュはどれもウマいし、そうなると冷凍庫に常備待ったなしなんだけどなぁ〜。

参考リンク:マルハニチロ
執筆:レンチン原田
Photo:RocketNews24.

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