巨人V逸は「原監督の独裁」が原因か 「イエスマンばかり」首脳陣が招いたチームの衰退

J-CASTニュース

   リーグ3連覇を狙ったプロ野球・巨人は9月以降に大失速し、シーズンを負け越してペナントレースの全日程を終えた。3位でCS進出を決めたが、原政権下では06年以来15年ぶり2度目の負け越しでは喜べない。

   そんな中で、山口寿一オーナーが10月23日に原監督に対して続投要請を行い、内諾を得たことを明かした。スポーツ各紙が報じている。

  • 原辰徳監督(2014年撮影)

    原辰徳監督(2014年撮影)

  • 原辰徳監督(2014年撮影)

コーチ陣は「監督に対して異を唱えられない」

   今季が3年契約最終年の原監督が続投することに対し、「独裁政権」と巨人ファンから歓迎しない声が多い。今後も長期政権が続くとみられるが、スポーツ紙記者は「首脳陣をテコ入れしないと常勝軍団を築けない」と危惧する。

「今のコーチ陣は原監督のイエスマンばかり。投手陣に大きな負担をかけている宮本和知投手チーフコーチ、元木大介ヘッドコーチは監督に対して異を唱えられない。他のコーチ陣も常に監督の顔色を窺っているように見える。これではチームは強くならない。

ヘッドコーチは監督にモノを言える『うるさ型』の人間を据えるべき。元木コーチは洞察力に優れているので走塁コーチや内野守備コーチの方が能力を発揮できる。宮本コーチも1軍の投手チーフコーチは荷が重い。選手との対話能力に長けているのでブルペン担当やファームの方が適任だと思います」

   宮本コーチ、元木コーチが球界復帰したのは原監督が第3次政権で就任した19年。共に現役引退後は10年以上タレントとして活動していただけに、驚きのコーチ人事だった。

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