麻生氏の年金発言「ほぼ正しい」 – NEXT MEDIA “Japan In-depth”

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写真:英国と日本のパートナーシップ祝賀レセプションでスピーチする麻生太郎氏(2019年10月23日) 出典:Photo by Chris Jackson/Getty Images

Japan In-depth編集部(油井彩姫)

【まとめ】

・麻生氏が、株価の値上がりによって年金積立金が増加したという発言。

・2012年から株価はおよそ2万円、年金積立金はおよそ83兆円上がっている。

・麻生氏の発言は“ほぼ正確”である。

横浜市の街頭演説での麻生太郎副総裁(自由民主党)の発言を検証する。

端緒情報:

朝日新聞デジタル

「年金増えたのは、運用を株でやったおかげでしょうが」自民・麻生氏

自民党麻生太郎副総裁(発言録)

自民党は間違いなく、公明党と一緒になってこの日本という国をかじとりしてきた。

思いだしてください。10年前、多くの心配は、デフレであり、年金がもらえなくなること。働く人の数が減る傍ら、年金で暮らしている高齢者はどんどん増える。今までの制度で持つわけないのが、なんでこれだけ持つか。それは間違いなく経済、例えば株。

2012年、野田政権が「解散する」と言った時から日本の株価は2万円あがった。年金は80兆円増えているんですよ。年金の運用、株でやったおかげでしょうが。従って(株価があがり)一部の人だけがもうかったとかいうような、いい加減な記事なんかお金払って読まないの。こういったような基本的なことがわかっていないと経済は運用できない。(横浜市の街頭演説で)

小沢一郎氏がリツイートしたことで拡散され、「年金受給額は減り続けてるけど・・・」などの反論が多く投稿された。

また、ひろゆき氏もこの発言を取り上げたことで、一時ネット上で話題になった。

曰く、

「株は売って、利益を確定させて初めて「儲けた」と言えます。

東証1部上場企業の時価総額の7%を年金積立金が持ってますけど、売りだしたら日経平均大暴落です。

果たして、売れる政権が出てくるのかどうか。。。」

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