フルサイズミラーレスのニューベーシック。ソニー「α7 IV」は3300万画素で4K60pもカバーする

GIZMODO

α7 IIIと比較して、大幅なアップデートとなりました。

ソニーのフルサイズミラーレス「α7 IV」が発表されました。ベーシックモデルですが、その性能はこいつでいい、これがいいと思えるものですよ。

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Video: Sony | Camera Channel/YouTube

α1やα7S IIIのいいところどり

カメラとしてもっとも重要なセンサーは3300万画素CMOSセンサーとなり、写真の記録画素数は7008×4672ピクセル。解像感が1段アップしましたね。被写体のニュアンスも隅々まで捉える力を持っています。

AFはα1のアルゴリズムを導入し、AFポイントは759。ピントが合わないシチュエーションってないんじゃないかって思えるくらい、確実に被写体にフォーカスします。

光学式手ブレ補正も、 α7S IIIと同じ5.5段にアップしました。また電子手ブレ補正のアクティブモードも搭載。歩きながらの動画撮影でも、ジンバルいらないかも。

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Image: YouTube

横展開型のバリアングルモニタも搭載しています。マルチタッチ対応で、自撮りしているときでも設定操作が簡単に。

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Image: YouTube

動画撮影は4K60p 4:2:2 10bitに対応。最大ビットレートは600Mbps。フルHDであれば120pでも撮れます。センサーの熱を効率よく排出するクーリングシステムも搭載。熱暴走を気にせずに撮り続けられるのでしょう。

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Video: Sony | Camera Channel/YouTube

シネマルックな撮影が可能となり、S-Log3・S-Gamut3使用時のダイナミックレンジは15段。フォーカスマップ機能も取り入れて、ピントの合う範囲を定められます。

ジャイロ情報も記録されます。 Catalyst PrepareやCatalyst Browseを使ったポスプロ時に、さらなるブレ補正が可能です。

いやあ。これ、ほんとうに無印α7なのでしょうか。プロ用シネカムじゃないんでしょうか。

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Image: YouTube

上面・背面のコントローラも変更されました。メニューUIも変わりました。スチルとムービーの切り替えが簡単で、スチルとムービーそれぞれに適したメニューを採用。高性能化しながら誰でも使いやすいような設計となっています。

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5GHz Wi-FiでRAWや動画の転送もスピーディ。USB Type-C端子はUSB3.2 Gen2で10Gbpsでの有線転送が可能。またPCとUSB接続時は4Kライブストリーミングカメラとしても使えます。あれ、コイツってVLOGCAMシリーズでしたっけ。

お値段は2500ドル(約28万5000円)。無印モデルとしては高くなってきましたが、性能を考えれば納得できるはず。だってα1やα7S IIIのいいところどりのボディだもの。

Source: YouTube

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