Windows 11 InsiderでAndroidアプリが利用可能に。ただし米国のみ

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MicrosoftストアにAmazon Appストアのプレビューが登場

 Microsoftは20日、Windows Insiderプログラムに参加している米国のユーザーを対象に、Androidアプリが試せるプレビューを開始した。Intel/AMD/Qualcommおよびプラットフォームで利用可能で、実装にはAmazonとIntelが協力している。

 具体的には、「Amazon Appstore Preview」の導入によって実現している。Microsoftストア上での検索や一覧でも、Android向けに作られたアプリやゲームが表示されるようになるが、Androidアプリをダウンロードしようとすると、Amazon Appstoreが残りの手順をガイドしてくれる。

 Androidアプリの動作は、「Windows Subsystem for Android」と呼ばれる新しいコンポーネントによって実現。Android Open Source Project(AOSP) 11に基づくLinuxカーネルとAndroid OSに含まれており、Microsoftストアで配布されているAmazon Appstoreのインストールとともに導入される仕組み。

 サブシステムはHyper-V仮想マシンで実行されており、AOSP環境のアプリランタイムとAPIを、Windowsグラフィックレイヤー、メモリバッファ、入力モード、物理デバイスと仮想デバイス、センサーにマッピングしている。一方でArmアプリをx86プロセッサで動作させるために、Intel Bridge Technologyを用いている。

 AndroidアプリはWindowsアプリのように振る舞うことができ、統合された体験を提供する。例えばサイド・バイ・サイドのスナップレイアウト表示、スタートメニューやタスクバーへのピン留め、マウス/タッチ/ペン入力も可能。加えて、Alt+Tabで切り替えられる。MicrosoftはAmazonや人気アプリの開発者と提携し、Insider向けに50のアプリを展開。今後数カ月以内に、新しいアプリをリリースする予定。

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