プレゼンのベストセラー著者が教えるコロナ禍時代のプレゼン新テクニック ~前田鎌利氏が「VAIO Z」を選んだ理由は「ノイズ感のなさ」だった[Sponsored]

PC Watch

「社内プレゼンの資料作成術」などの著書で知られるプレゼンテーションのプロ、前田鎌利氏がVAIO Zに惹かれた理由とは

 プレゼン資料を一所懸命作って臨んでも、会議本番ではすげなく提案が却下されてしまう。そんな失敗を何度も繰り返し、自分のアイデアをなかなか実現できず悶々としている……なんて人はいないだろうか。しかも最近はテレワークを導入した影響で、対面ではなくWeb会議が中心になり、プレゼンがさらに思い通りにできなくなった、と悩んでいる人もいるかもしれない。

 プレゼンが上手くいかない原因はどこにあるのだろうか。資料を作成する時、あるいはプレゼンを行なう時に、提案が通りやすくなるコツみたいなものがあるのなら、ぜひ知りたいところ。

 そこで今回、ベストセラーとなっている「社内プレゼンの資料作成術」などの著書で知られる前田鎌利氏に、オンライン時代のプレゼンの秘訣を伺った。

 また、同氏には日常業務やプレゼンに適したノートPCとして、2021年3月に発売された「VAIO Z」を活用してもらい、記事後半でその実力や魅力についても語ってもらっている。プレゼンのスペシャリストがフラッグシップのモバイルノートPC「VAIO Z」をどのように評価したか、合わせてご覧いただきたい。

ソフトバンク時代に磨かれたプレゼンテクニック

 キャリアのスタートから17年間、一貫して通信業界に身を置いてきた前田氏が、プレゼンテーションのプロとして活動していくきっかけは、2013年まで勤めていたソフトバンクの頃。社内会議で同氏の提案が採択される率が極めて高く、そのメソッドを活用した部署の提案の採択率も明らかに向上したことで注目されるようになった。

 孫正義氏の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミアの第1期生にも選抜されるなど、将来を嘱望される1人だった前田氏だが、その後独立。現在はビジネスプレゼンを始めとする「相手に伝えるスキル」を企業や学生に伝授していくとともに、5歳のときから続けている書道、書家としての活動を通じて「日本の文化を伝える」ことにも力を入れている。

 そんな中で出版した「社内プレゼンの資料作成術」および「社外プレゼンの資料作成術」は、合わせて累計35万部を超えるベストセラーに。「社内・社外で切り分けした、シンプルでロジカルな内容のプレゼンノウハウの書籍が存在しなかった」のに加えて、読者による実際の社内プレゼンの成功体験が口コミで広がっていったことが販売部数拡大の要因になったと同氏。「いわゆるイントレプレナー、社内起業のトレンドにマッチした」ことも追い風になったと話す。

 前田氏によれば、「人に伝える」ことの技術は、はるか昔の2,300年前、古代ギリシャ時代の哲学者アリストテレスが記した「弁論術」ですでに確立されていたという。しかし2,300年たった今も、多くの人にとって「伝える」ことは苦手なことに変わりがない。

 従って、「これは遺伝的にスキルアップしていくものではなく、その都度自分で経験し、克服しなければいけないスキル」であり、そのように「体系立ったものを自分の中にインストールする」ことで身に付くもの、というのが同氏の考えだ。

「伝わる」プレゼンに必要な要素とは

 では、どうすればプレゼンで相手に効果的に伝え、自分の提案を決裁者に承認してもらえるようになるのだろうか。

 前田氏によれば、相手に伝わりにくい大きな理由の1つは、「自分が伝えたい、言いたいことを資料に詰め込もうとするから」。説明することに重きを置いてしまいがちで、そうなるとスライドの中の文字数が必然的に多くなり、「聞いている相手はそれを読んでしまい、自分の話している声が耳に届かない」状況に陥る。それを防ぐには「 資料の中身をなるべくシンプルにして、伝える内容を絞り、短い時間で話す 」ことが大事だという。

フォントが大きくなりすぎないように

例えばシンプルにするとしても、文字が大きすぎると反対に見にくくなる

このようにバランスの取れたレイアウトにするなど、細かい部分での気遣いも必要

 特に社内の課題解決を目指すような提案の場合、短時間にまとめるには、一定の「型」に当てはめて資料を作成するのがおすすめだという。

 その型とは、「 課題・原因・解決策・効果 」という4段階のストーリーに沿ったもの。前田氏が「ビジネスマンとして17年やってきて、社内承認を取りつける上で、一番理解してもらいやすく、通りやすかった」というこの構成を頭に入れておけば、資料作りで迷わずに済み、時間を短縮できる。

 「 資料づくりでは、伝え方を考えることと、データを揃えることに最も時間がかかる。型を覚えておけば、その中のデータを入れ替えたりすればいいだけ 」なので、効率よく資料を完成させられるわけだ。

社内プレゼンのストーリー

社内プレゼンのストーリーは「課題・原因・解決策・効果」が基本

 ページ数は、表紙や目次、アペンディックス(別添付の資料)などを除く本編部分だけで、多くても9枚までとするのが原則。その上で、「相手に伝わるロジック」を意識することも重要だ。

 「 自分が伝えたいことを明確にしてプレゼンすれば理解はしてくれるが、その後に納得させるアクションも必要。納得させるのは質疑応答の部分で、そこでしっかり答えられれば相手が納得して意志決定でき、行動に移してもらえて、自走できるようになる 」とのこと。プレゼンするだけで相手の信頼を勝ち取れるわけではない、と釘を刺す。

社内プレゼンのページ構成

社内プレゼン資料の本編部分は最大でも9ページに。それ以上になると聞いている側が理解しにくくなる

 わずか9ページで、しかも文字情報を最小限にするとなると、伝えたいことを網羅するのは困難に思える。ただ、相手に質問されそうな内容について、説得力ある形で説明するための資料やデータを別途アペンディックス(別資料)として用意しておくのは有効だ。

 あらゆる質問に答えられるよう大量の資料を準備するのはナンセンスだが、「 例えば技術部門の人なら技術のこと、財務部門の人は財務のことを質問する。あるいは過去や予算のことを聞きたがる人など、質問の内容は相手によって大体決まっている 」ことから、必要なデータを絞り込むことは不可能ではないとする。

 そのためにも、「 聞かれると嫌な質問を10個想定して、それに耐え得るアペンディックスを用意する 」ことが重要。それとともに資料作成前のいわば「ステージゼロ」段階の行動の大切さも前田氏は訴える。

 「 質問してくる決裁者のクセ、思考パターンを、日々仕事をしているときから押さえておく。現在のコロナ禍では難しいが、ランチを一緒に食べに行ったり、普段から会話したりして、ある程度コミュニケーションを取っていれば、その人の判断軸や踏んではいけない“地雷”も分かるようになる 」。

プレゼンで相手に伝えるためのメカニズム

伝えたいことを明確にしてプレゼンし、質疑応答で納得してもらうことで、相手の行動を引き出せる。そうすれば自走へと繋げられる

 要するに「コミュニケーションを普段から取らない」ことが、提案が通らない原因になっている可能性もあると前田氏は指摘する。短く説明する「型」に則った分かりやすいプレゼン資料を用意するのは当然として、決裁者の納得感を引き出して承認に繋げるためには、本番に臨む前の社内コミュニケーションも重要というわけだ。

オンラインのプレゼンで注意すべきポイント

 とは言え、企業によってはテレワークが中心になってきている昨今だと、プレゼンも対面ではなくZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなどを使ったWeb会議がメイン。これまでのプレゼン手法が通用しにくい場面も増えてきているかもしれない。

 前田氏は、オンラインでも対面の時と同様に「 短くシンプルに説明する 」ことが不可欠だと話すが、Web会議ならではのポイントとして、「自分を強く持つこと」や「声を2段階くらい大きめに張ること」の大切さも強調する。というのも、「 社内会議は参加者がカメラをオフにしていることも多い。話していても相手の反応が分からないので、自分をしっかり強く持っていないと心が折れてしまう 」からだ。

 対面のプレゼンであれば、その場の空気感も含めて伝わりやすいところもあるだろう。しかし、「 オンラインはどうしても情報量が少ない。自分の表情も意識しながら、声を大きめに、相手に好感を持たれるような話し方をすることが重要 」と説く。

 また、Web会議でスライドを使う場合には、その作り方にも注意が必要だ。「 一番気を付けなければいけないのはアニメーション。次のスライドに切り替える時のアニメーションは、画面全体が変化することもあって、回線スピードやWeb会議ツールによってはスムーズに見えない場合がある 」という。

 そのため、前田氏自身はスライド切り替えのアニメーションをカットするようになった。1つのスライドの中で表現するアニメーションについても、「 たくさん使い過ぎない方がいいのはオフラインの時と同じだが、再生スピードは2倍くらいに早めた方がきれいに見える 」そうだ。

スライド内のアニメーションは有効

スライド内のアニメーションはオンラインでも効果的。この例では最初に何もメッセージがない状態から、下のようにメッセージを表示させることで、自然と目線を誘導し、理解のしやすさに繋げられる

 Web会議ツールのバーチャル背景機能の使い方にも気を付けなければいけない。自宅室内の様子を見せたくないがために、バーチャル背景に頼りたくなることもあるかもしれないが、前田氏としては極力使わないことを推奨している。

 「 とりわけ社外プレゼンの時は、背景はちょうどいいセルフブランディングツールになる。それを隠してしまうと、相手に興味を持ってもらえないし、この人と仕事をしたいとも思ってもらえない 」からだ。

 名刺交換代わりに最初にQRコードなどを背景に表示しておくのはいいが、その後は背景を戻すべきで、できれば社内会議でも自室の背景はしっかり見せた方がいいと念を押す。

 一方で、Web会議になったことによる資料づくりにおけるメリットもある。たとえば、従来は社内会議が始まる前に参加者に印刷物等で資料を渡す形だったため、内容を先読みされてネタバレされるというようなことがなくなり、印刷のコストと印刷物を準備する手間も省けるようになったことが挙げられる。

 以前ならコスト高なカラー印刷を嫌ってモノクロ印刷するケースも多かったが、オンラインでは気にする必要がない。大容量のクラウドストレージを通じて配布できるため、ファイルサイズが大きい資料でも忌避感はなく、シンプルさを守った上であれば、高画質な写真をふんだんに使うことも可能になった。

前田氏がVAIO Zを使用している様子。「メラビアンの法則で、コミュニケーション時に人に影響を与える情報は、言語・聴覚・視覚のうち視覚が55%と最も大きいとされている。自分の表情が伝わる高画質だと説得力がより増す」とし、オンラインでのプレゼンやミーティングでのカメラの画質も重要と説く

資料作成やプレゼンで発揮する「VAIO Z」のポテンシャル

 こうしたWeb会議ならではのプレゼン手法が求められる時代において、資料作成、オンライン・オフラインでのプレゼン、研修、講演などを前田氏は毎日どのようにこなしているのか? PC Watchとして、その辺りも訊いてみた。

 前田氏が仕事用PCに求める要素は、「高い処理能力」と「大容量」の2つ。それでいて脇役に徹してくれる「ノイズ感のなさ」も重要で、これらすべてを満たしているのが新しい「VAIO Z」だと感じたという。

 1つ目の「処理能力」については、最高位のものとして第11世代Core i7-11375H(3.3~5GHz、4コア8スレッド)と最大32GBのメモリを搭載できることからも、十分に高いと判断できるだろう。

 なお、VAIO Zの量販店モデルは下表のようなスペックが用意されているが、VAIOストアでのカスタマイズも可能だ。今回前田氏は、VAIOストアで選べるより高性能なCore i7-11375Hのほか、32GBメモリ、512GB NVMe SSD、4K液晶ディスプレイ、隠し刻印キーボードを採用したモデルを使用している。

【表】VAIO Z量販店モデルのスペック
型番 VJZ14190111B VJZ14190211B VJZ14190311B
CPU Core i7-11370H
(4コア/8スレッド、3.3~4.8GHz)
Core i5-11300H
(4コア/8スレッド、3.1~4.4GHz)
GPU Iris Xe Graphics
メモリ LPDDR4x 16GB
ストレージ NVMe M.2 SSD 512GB(PCIe 4.0 x4)
ディスプレイ 14型4K非光沢液晶
HDR対応、DCI-P3カバー率99.8%
14型フルHD非光沢液晶
解像度 3,840×2,160ドット 1,920×1,080ドット
OS Windows 10 Home
バッテリ駆動時間 約17時間 約34時間
汎用ポート Thunderbolt 4×2(DisplayPort、USB PD対応)
映像出力 Thunderbolt 4、HDMI
無線機能 5G(Nano SIM)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
WANの対応バンド 5G: n1/2/3/5/7/8/12/20/28/
38/41/66/71/77/78/79
4G: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/
17/18/19/20/25/26/28/29/30/32/
34/38/39/40/41/42/46/48/66/71
3G: B1/2/4/5/6/8/9/19
Webカメラ 207万画素
セキュリティ 顔認証センサー、指紋認証センサー
その他インターフェイス ステレオスピーカー、ステレオマイク、音声入出力端子
付属アプリ Office Home & Business 2019
本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
約320.4×220.8×12.2~16.9mm
重量 約1,059g 約982g 約958g
実売価格 40万円前後 35万円前後 30万円前後

 実際に前田氏が日常業務に使ってみたところでも、「 明らかに速いと感じた。資料を作成するためにWebブラウザのタブを大量に開くことはよくあるが、数十個のタブを開いても全然ストレスがない。スライドに使う写真を選ぶために数百の画像サムネイルを一度に表示する場面でも、負荷が高い処理のはずなのにサクサク動く 」とその時の驚きを交えながら語る。

高性能なVAIO Z

最新世代の第11世代Core i7-11375Hを搭載し、高いパフォーマンスを持つ

 こうしたマルチタスク性能は、複数の資料を同時並行で作成することもある同氏の仕事においては最も重視する部分だ。

 「 数社に対して同じテーマの研修をする場合でも、企業ごとに話す内容が少しずつ変わってくるので、資料もカスタマイズしなければいけない。あるプレゼン資料のスライドから別の資料のスライドにオブジェクトをコピー&ペーストするような作業が頻繁に発生するので、時には5つ以上プレゼンファイルを開くこともある。それでも問題なく動くのはありがたい 」。

ヒンジが180度開く

ディスプレイ部は180度まで開くことができる。対面で相手にプレゼンする時に便利

画面反転機能搭載

VAIO Zには画面を反転する機能があり、商談の際など対面の相手に即座に画面を見せられる

 2つ目の「大容量」は、最大2TBの高速なNVMe SSDをストレージに持つVAIO Zの特徴の1つでもある。近年はクラウドストレージを利用できるため、PC本体のローカルストレージを最小限の容量に抑えてコスト削減を狙うのも1つの手だが、大量のプレゼン資料と日々向き合う同氏にとっては、可能な限り効率よく、スピーディに作成するために、資料用の素材をどれだけローカルに貯めておけるかも鍵になってくると語る。

 そのほか、写真を大きく表示したときなどに「 画面外の枠が目障りにならず、しっかり見られるのがいい 」という狭額縁のディスプレイは、高精細な4K(3,840×2,160ドット)解像度。これは、大勢が参加するWebセミナーで講演を行なう時にも役立つ場面は多いようだ。

 「 講演する側としては、参加者の反応が見えることが大事。解像度が低いと、数十名が参加するセミナーでは1人1人のリアクションが全然分からないが、4Kならくっきり見える 」とのこと。「 USB Type-Cのケーブル1本で最大5K(5,120×2,880ドット)の外部ディスプレイに接続してマルチディスプレイ化できるので、そうすればもっと見やすくなるはず 」という期待感も抱いている。

最大4Kまで対応

4K(3,840×2,160ドット)解像度の高精細なディスプレイ

Thunderbolt 4(USB Type-C)を装備

Thunderbolt 4対応のUSB Type-Cポートを両側面に1つずつ備える

 さらに、講演中に質問されたことにすぐに答えられるかどうかは、参加者の前田氏に対する信頼度にも関わってくることから、多くのウィンドウを開いて情報を即座に集めやすい高解像度のデスクトップはその点でも都合がいいという。

 「 いかに早く、いかにたくさんの情報をキャッチできるかという検索力やリサーチ力は、これからのビジネスパーソンに求められるスキルの1つになると思う 」と前田氏は考えている。

VAIO Zのさり気なさはプレゼンターとしても、書家としても魅力

 極めて精緻なバランスで構成される書。それを一から紡ぎ出す書家としても活動する前田氏にとって、VAIO Zのデザイン、中でも「ノイズ感のなさ」は、同氏の心に大きく響いたようだ。

 公の場で講演やプレゼンテーションを行なう際、同氏はいつも黒をベースにした服装に決めている。これは、「 プレゼンターである自分自身ではなく、スライドなど見てほしいものを引き立たせたいから 」だという。

 「 見せたいもの以外はノイズになるので、ほかはできるだけ黒子に徹したい。“人に伝える”ことにこだわるなら、何が主で、何が従かを見定めるべきで、プレゼンの時に使うPCも、目立たない、シンプルなデザインになっているのはすごく大事なこと 」と明かす。

 その意味で、高強度のカーボンファイバーを外装のほぼ全面に使用し、落ち着いたブラックを基調にしたボディカラーのVAIO Zは、まさに同氏が求めるノートPCだったと言える。講演中に相手側から目立たないのはもちろんのこと、使用者の側から見てもほとんどがブラック一色で、キートップの文字も通常はうっすらと見える程度。前田氏いわく「むしろこれくらい目立たない方がいい」というほどのさりげなさだ。

さり気なくカッコイイVAIO Zのデザイン

講演中、相手側から見える背後はほとんどがブラック

使用者側もほぼブラックで、キートップの文字もうっすら見える程度。キーボードの左右や手前などにある「余白」などを含め、デザインは圧倒的に洗練されているという

それでも暗い場所ではバックライトを点灯して、視認性を高くしながら使うこともできる

 「 僕自身、余白の美しさにこだわることが多いけれど、VAIO Zは、何もないシンプルな余白のデザインも洗練されていると感じる 」と話す。「 余計な装飾が入っていないのでノイズ感がなく、モノクロの自分の作品を壁紙にした時に地続きで繋がって見えるようで、マッチしやすい 」点もお気に入りとのこと。

 「目立たない」という意味では、キーボードの静音性の高さも「 ひっそりと打ててすごくいい。Web会議でマイクにタイプ音が入りにくく、それでいて文字を打つ時はとても気持ちがいい 」と高く評価する。

 「 しゃべりながらでも気にせずタイプできる、こういうノイズを気にせず使える部分はVAIOのこだわりを感じるところ 」とコメントし、「 まさにオンライン向けのノートPC 」という印象も持ったようだ。

ノイズに強いマイクを搭載

Webカメラの左右にあるステレオマイクは、キーボードのタイピング音を拾いにくいように、制振性の高いクッション材などを使用しており」、Web会議中でもノイズが入りにくい

 そして、モデルによっては1kgを切る約958gという軽さと、米国防総省の物資調達基準であるMIL規格に準拠した高耐久についても、外出時に持ち運んで使うことの多い前田氏に刺さる部分だった。「 なるべくリュックの中身を軽くしたい自分にとって、この軽さは嬉しい。頑丈で安心感や頼りがいがあるのもVAIOらしさではないか 」。

軽量でも頑丈

フルカーボンボディで軽量と高強度を両立。MIL規格にも準拠する

 実は、2000年前後に人気を博した、パープルがキーカラーになっていた時代のVAIOを好んで使っていたという前田氏。常に穏やかな語り口調の同氏も、この時ばかりは「 先進的な性能とデザインで業界をリードしていた当時のVAIOを思い起こさせてくれるかのよう。そういう点でもVAIO Zは完成度が本当に高い 」と熱量高く語っていた。二十数年越しの新たな相棒として、VAIO Zが講師、書家としての前田氏を支える存在になっていくのは間違いなさそうだ。


 現在VAIOは「VAIOストア 2021オータムキャンペーン」を開催中。VAIO Zを含めた各種モデルが割引価格で販売されており、最大11万9,000円引きが行なわれるほか、新規会員登録で最大2万5,000円引きクーポンも提供されている。期間は11月1日まで。

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