はま寿司「黒毛和牛祭」で期間限定メニューを食べてみた → 肉だけかと思いきや、魚介類にも要チェックなメニューが

ロケットニュース24

2021年10月7日から、はま寿司にてスタートした「黒毛和牛祭」。おいおい、寿司屋のくせに肉がテーマかよ? 今回はどうするかなぁ……的なことは思ったが、しかし肉もまた美味そうなのは事実

本フェアでは黒毛和牛の握りが1貫税込み110円になるというし、それってほぼコスパの良い焼肉なのでは? それに、よく見ると魚介類系にも面白そうなネタが入っている。ようし、今回も対象商品を全部いってみよう!

・9種

ということで、今回オーダーしたのは9種。はま寿司公式HPの期間限定メニューのうち、過去のフェアから引き続き登場しているものを省いた結果だ。いつもは魚介類系のみを選んでいるが、今回は肉がテーマなのでメインの黒毛和牛系が入っている。


・黒毛和牛

まずは本フェアにおいて主役な「黒毛和牛握り」から。こちらはノーマル、「炙り黒毛和牛握り(レモン)」、「黒毛和牛握り(山わさびのせ)」の3種展開。お値段はどれも税込み110円だ。


110円という価格に対し、肉のサイズはそこそこいい感じだと思う。どのフレーバーを選ぶかについては、ぶっちゃけ好みの問題だ。個人的には「炙り黒毛和牛握り(レモン)」にテーブルの七味とブラックペッパーと藻塩をゴリゴリにかけて食べるスタイルに落ち着いた。

10貫食べても1100円だし、その量の肉と白米は、もはやそこそこ豪勢な焼肉丼のようなもの。寿司屋で肉を食べるのはどうなのか……というのは視野が狭かったようだ。

本フェア中は肉を食べに はま寿司 に行くのも全くアリだと感じた。一部の平日に割引される店舗なら、1貫99円と皿にコスパは加速するぞ!


・活〆しまあじ

今回コスパについては黒毛和牛がぶっちぎっているが、ウマさ的に推したいのは「活〆しまあじ(税込み308円)」だ。お高いが、満足度も高い。


こちらもノーマルの他に、レモンがついた炙りVerが存在する。


肉厚で脂がよくのっており、ノーマルは身のムッチリ感と染み出す旨味がたまらない。炙りは香ばしさが増して、サラッとした食べ応えになる。さすがはアジ界で最高級のシマアジだ。

ノーマルと炙りの優越はつけがたいのだが、今回はそれぞれが1貫ずつ乗った2種盛りを選ぶことも可能。どちらか選べない方は、とりあえず2種盛りでいいと思う。


・メゴチの天ぷら

やっぱり出てきた天ぷら系。今回はメゴチだ。「メゴチの天ぷら握り」は1皿2貫で税込み110円。はま寿司の揚げ物系に外れは無い。サクサクでアツアツで中は柔らかい。ポン酢で食べても良し、藻塩でキメても良しだ! 


今回は、以前はま寿司公式Twitterが呟いていた、テクニカルな食べ方も試してみた。藻塩とお茶用のパウダーをぶっかけるというスタイルだ。なるほど、お茶の渋みで味が締まって美味い!


なお、メゴチの天ぷらだけ食べたいという方には、サイドメニューの揚げ物コーナーに「メゴチの天ぷら」もあるぞ! お値段は税込み220円で、天ぷらが4つ入っていた。


・白とり貝

地味に強さを感じたのは「白とり貝」。税込み110円で1皿2貫。


ちなみに「白とり貝」ということだが、本当にトリガイかどうかはよくわからない。一般的に「白とり貝」で流通しているものは、ウバトリガイだったりエゾイシカゲガイだったり、あるいはまた別の貝だったりする。まあ、とりあえず貝だ

正体はいまいちよくわからないコイツだが、値段に対してサイズがよく、肉厚で、クセのないあっさりテイストながらも程よい貝フレーバー。端的に言うと美味い。なんとなく延々と食べ続けられる……そんな感じだ。主役にはならないかもしれないが、名わき役的な。

ということで、はま寿司の「黒毛和牛祭」を一通り食べてみたが、どうだっただろう。黒毛和牛系の握りを焼肉パーティ的なノリで食べにいくのも良し、シマアジやメゴチの天ぷら等を狙っていくのも良し。

肉を前面に押し出しつつも、寿司屋らしくちゃんと美味い魚介類系な限定商品を仕込んでいた。そうそう、今回の「貝節塩ラーメン(418円)」は、個人的にここ数か月の限定ラーメンの中では一番好き。しめのラーメンはこういうので良いと思う。

参考リンク:はま寿司
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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