仲間作り専念せよ 河野氏の課題 – 早川忠孝

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まあ、負け組が冷遇されるのは世の習いなので、冷や飯組だなどとディスられても気にされないことだ。

工夫次第で冷や飯も美味しくなる。

環境大臣だった小泉進次郎氏も、さすがに今回は冷や飯組にならざるを得ないだろうが、いつもいつも日の当たるところにいると弱い立場にいる人たちへの共感力が鈍ってしまうだろうから、ご自分の幅を広げるためにこれからの時間を有効に使われた方がいい。

まずは、次の選挙で立派な結果を出し、さらには仲間を増やすことである。

閣僚にも党4役にも登用されなかった河野太郎氏も、負け組と言えば負け組には違いないが、党の広報本部長という職責を最大限に活用して仲間づくりに専心されるのがいいだろう。

岸田内閣ではどうやっても突破出来そうもない大きな壁が前途に立ちはだかっている。
いずれは、河野太郎氏の突破力が求められるようになるはずだ。

その日のために、今はご自分の力を蓄えられておくことだ。

河野太郎氏の課題は、実に明白だ。

自民党の中に本当の仲間が決定的に不足している。

3年は、あっという間に過ぎてしまう。
3年後の河野太郎氏がどこまで成長しているか。
3年後の小泉進次郎氏がどこまで成長しているか。

それを見るのが楽しみである。