米成人がニュースを得る主要なソーシャルメディアは?–Pew調査

CNET Japan

 Pew Research Centerの新たな調査によると、米国成人の約半数(48%)が「時々」または「頻繁に」ソーシャルメディアサイトからニュースを取得すると回答した。その割合は前年よりやや減少したものの、ソーシャルメディアが誤情報に関する問題を抱えていることを考慮すると、懸念を生む可能性もある。

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提供:Angela Lang/CNET

 Pewが米国時間9月20日に公開した新しいデータでは、いくつかの興味深い調査結果が明らかになっている。米国人がソーシャルメディアでどこからニュースを取得しているかという点については、Facebookが最も大きな割合を占めている。複数のソーシャルメディアを利用する米国成人の31%が、Facebookから定期的にニュースを取得していると回答した。YouTubeが22%、Twitterが13%となっている。しかしPewによると、Twitterは他の2つのサイトよりも「ニュースが豊富」だと捉えられているようだ。米国成人の23%がTwitterを利用しており、そのうち55%がTwitterから定期的にニュースを取得すると回答した。

 Pewによると、それ以外のサイトについては、「定期的にニュースを取得すると答えた米国人は10人に1人より少なく、Reddit(7%)、TikTok(6%)、LinkedIn(4%)、Snapchat(4%)、WhatsApp(3%)、Twitch(1%)」となっている。

 人口統計別では、ニュースのためにそれぞれのソーシャルメディアサイトを利用する人の割合には大きな違いがあった。ソーシャルメディアで頻繁にニュースを取得する割合は白人が高いようだ。各ソーシャルメディアサイトで定期的にニュースを利用する人の割合は、白人がFacebook(60%)、Twitter(51%)、Reddit(54%)、YouTube(46%)、LinkedIn(45%)となっている。Instagramは36%だ。Snapchat、TikTok、Instagramなど、より視覚重視のプラットフォームでは、定期的にニュースを取得する人に占めるヒスパニック系ユーザーの割合が、白人ユーザーの割合に近く、Snapchatは白人ユーザーの割合を上回ったとPewは報告している。また、若い世代(18~29歳)はほかの高齢な年齢層よりSnapchatとTikTokで通常ニュースを得る傾向が高い。

 Pewのデータは、7~8月頃に実施したウェブアンケートで、「無作為に選択された米国成人の全国的な代表パネル」からなる1万1000人以上より得た回答に基づいているという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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