短気で強権的発想 河野氏を危惧 – 猪野 亨

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 河野太郎氏は自民党総裁選挙に立候補を表明していますが、何だかなあとい言動ばかりが目につきます。かつて原発稼働に反対する姿勢を示していましたが、今や明確に否定しています。あの原発稼働反対は一体、何だったんだという感じです。自民党の中で目立ちたかっただけなのでしょう。単なるパフォーマンスでした。
河野氏「脱原発」の持論封印 悲願成就へ現実路線」(産経新聞2021年9月10日)

 菅内閣の中でもFAX廃止とか印鑑廃止など極めて極端なことを言い出し、学校教育の場でもオンライン化など極端な発想でした。
小中学校でのデジタル化、オンライン化という平井、河野両大臣の馬鹿げた発想 萩生田光一文科相がしごく真っ当

 少なくとも小中学校での授業のオンライン化など言語道断、人としての感性の欠如も甚だしく、トップに立つ器ではありません。

河野氏、首相になってもツイッター「ブロック」」(産経新聞2021年9月11日)

 以前から河野氏のツイッターでのブロックは有名でしたが、首相になってもブロック継続というのはどうなのでしょうか。公的発信となるのにブロックとは何なのか、単純に短気だというだけでしょう。

「河野氏のツイッターのフォロワー数は200万人を超える政界トップクラス。河野氏は番組で「SNSでは平気で人を誹謗(ひぼう)中傷する。そのおかげで非常に嫌な思いをする人もいれば、法的措置を取らざるを得なくなった人、自殺に追い込まれたような人がいる。一定の礼節は重んじなければいけない」と述べた。」

 の部分も結局は一般論でしかなく、自分が気に入らなければブロックするというだけの表明にすぎません。短気そのものなんでしょう。


2021年8月22日撮影

 森友学園問題などにも向き合うつもりはないようです。
河野太郎が出馬会見で露骨な安倍忖度! 森友問題再調査の質問をはぐらかし「ワクチンであらゆるデータを開示」と真っ赤な嘘」(リテラ)

 逆に強権的な発想もあります。
河野氏、ワクチン相後任「いらないかも」ロックダウン検討も表明」(産経新聞2021年9月10日)

 世論調査では上位のようですが、菅氏から見たらよほど決断力があるようにも見えるのでしょうが、しかし、その決断力も結局は暴走しているだけです。私は河野氏の人間性に疑問しか感じません。河野氏に期待する声もありますが、短気、パフォーマンス、強権的でありながら、自民党の枠内を超えようとしないひどい人物にしか見えません。

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