コロナ禍の音楽フェス参加に疑問 – 猪野 亨

BLOGOS

 コロナ感染拡大が、非常事態宣言の効果なのか減少傾向にあります。
 しかし、他方で大規模な音楽祭などのイベントの開催が自粛されることはありません。

今なお感染拡大に危機感のない野外コンサートに集まる人たち 政治主導に失敗した菅自民党政権

 因果関係は不明というものの感染者が出ています。

野外音楽フェス参加の消防士が感染 鼻水など症状」(テレ朝2021年9月6日)

 因果関係が不明だからいいというものではなく、何故、この時期にこのような感染リスクの高いところにわざわざ出かけていくのか、その常識が問われます。


2021年8月22日撮影

 千葉市でも同様の大規模音楽祭が開催されます。自粛要請など全く眼中にありません。

千葉での音楽フェス主催者、延期を要請されても「何とか開催したい」」(読売新聞2021年9月3日)

 実際に実効的な感染防止処置などとれません。参加者の意識レベルにも左右されます。
 この時期であろうとお構いなしに参加するのですから、意識レベルは低いと見ざるを得ません。
 先の消防士が感染した野外音楽祭の動画をみても「恐ろしや」というもので、よく参加できるものだと驚かされます。
 そのまま翌日は帰宅して家族が濃厚接触者になったり、出勤するのでしょうが、迷惑な話です。

 それぞれができる感染防止対策を実践しなければならないときにこのような無責任な行動は批判の対象にしかなりません。