ゲームメーカーのタイトーから、1978年~1990年台にゲームセンターで活躍したゲームが遊べるゲーム機「EGRETⅡ mini(イーグレットツーミニ)」が2022年3月2日に登場します。アーケードゲーム用筐体(きょうたい)のEGRETⅡをモチーフにしたボディに、往年の名作アーケードゲーム40タイトルが収録されており、HDMI出力でテレビやモニターに映して遊ぶことができるというEGRETⅡ miniを一足先に触る機会を得られたので、まずはじっくり眺めてみました。
EGRETⅡ mini | 株式会社タイトー
https://www.taito.co.jp/egret2mini
EGRETⅡ mini本体はこんな感じ。モチーフになったEGRETⅡは1996年に登場したタイトー製のアーケードゲーム筐体です。
本体の重量は実測で1086gでした。
サイズは幅155mm×奥行き200mm×高さ209mm。コーヒーのショート缶と並べて大きさを比べるとこんな感じ。
上部には「EGRETⅡ」と書かれたパネルがあり、その下にある2つのスピーカーの間には「TAITO」とロゴがあしらわれています。
一般的なゲームは横画面で遊ぶことが多いですが、シューティングゲームをはじめ一部のゲームは縦画面で遊ぶこともあります。EGRETⅡ miniは単にアーケードゲーム筐体をモチーフにしているだけでなく、縦横比4:3のモニターを横にも縦にもできるのが大きな特徴です。まず、EGRETⅡ miniのモニターをぐっと押し込みます。
すると、モニターが飛び出すので、時計回りに90度回転させます。
そのまま再度モニターを押し込むと、縦画面になりました。
EGRETⅡ miniの天面。
天面に空いている穴は、インストラクションパネルを取り付けるためのもの。このインストラクションパネルは、実際のアーケードゲーム筐体と同じように、ゲームの紹介や操作説明を描いたインストラクションカードの縮小版を挿入することができます。
本家EGRETⅡにはレバーとボタンが左右に2セット配置されていましたが、EGRETⅡ miniに配置されているのは1セットのみ。8方向入力可能なレバーと6ボタン、スタートボタン(中央ピンク)、CREDITボタン(中央青)、MENUボタン(中央白)が配置されています。
実際にレバーとボタンを触ってみたところ。本体こそ小さいですが、レバーやボタンが入力しにくいことはありません。ボタンを押した感覚もバネの反発や軽さは、実際のアーケードゲーム筐体に使われているボタンのものに近い印象があります。
EGRETⅡ miniの左側面はこんな感じ。
左側面下にあるのはSDカードスロット。EGRETⅡ mini本体には40種類のゲームが搭載されていますが、「拡張セット」と呼ばれる専用SDカードを挿入することでさらに10種類が遊べるとのこと。
EGRETⅡ miniの右側面。
背面はこんな感じ。
背面下部には電源スイッチ、1Pパッド入力用USB Type-Aポート、2Pパッド入力用USB Type-Aポート、HDMI出力ポート、3.5mmオーディオ出力端子、充電用のUSB Type-Cポートがあります。
底面には4つのゴム製の脚と、スティックレバー入力を8方向と4方向で切り替えられるレバーがあります。
そして、EGRETⅡ miniにつなげられるコントロールパッドはこんな感じ。方向キーは8方向入力可能な円盤型で、ボタンは3種類×2列の6つです。
ケーブル込みで、重さは実測で138g。
手に持つと特に大きすぎる、あるいは小さすぎるということはありませんでした。
後日、実際にEGRETⅡ miniを遊んでみたレビューも掲載する予定です。
なお、EGRETⅡ miniはAmazon.co.jpで予約受付中。記事作成時点では本体のみが税込1万6973円、すべてのコントローラーとオリジナルクリアファイル・マウスパッド・アクリルキーホルダー・ステッカーシートがついた豪華特装版が税込4万9478円となっています。
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・つづく
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