Windows 11製品版の次期バージョンが開発者向けに公開

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 米Microsoftは9月2日(現地時間)、Windows 11 Insider Preview「Build 22449」をDevチャネル向けに公開した。

 本ビルドは、同時に公開された、10月5日に公開予定のWindows 11製品版のプレビューよりも進んでおり、Windows 11製品版の次のアップデートに向けた内容となる。

 Build 22449では、SMBでファイルを転送するさいにデータを圧縮する「SMB Compression」の動作について変更を実施。ネットワークやCPUの負荷を軽減できる仕組みだが、従来は大容量ファイルには有効な一方で、小容量のファイルでは圧縮可能にも関わらず圧縮されない場合があった。

 そこで本ビルドから、圧縮するかどうかを決定するアルゴリズムを標準で無効化し、圧縮を要求された場合は常に実行するよう変更した。なお、従来の動作方法に戻すこともできる。

 そのほか、起動時に処理が進行していることを表すアニメーションの変更や、通知センターでアプリ名が見やすくなるような調整などを実施。そのほか、タスクバーや入力、エクスプローラ、設定など様々な部分で多くのバグ修正を行なっている。

 あわせて直近で報告の上がっている、DevチャネルおよびBetaチャネルのユーザーからスタートとタスクバーが反応しなくなる、設定などが読み込めないといった不具合について、対処法を公開した。

 Ctrl+Alt+Deleteキーでタスクマネージャを開き、詳細表示に切り替えて、「ファイル」>「新しいタスクの実行」で「cmd」と入力。「reg delete HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\IrisService /f && shutdown -r -t 0」のコマンドを実行し、再起動すると通常の状態に戻るとしている。

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