AmazonがAWSの「悪用」防止で監視チーム増強の方針

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「イスラミック・ステート(IS)」によるカブールでの自爆テロに関連したサイトをAWS上から削除したAmazonが、同様のポリシー違反コンテンツの削除を推進するため、監視を強化していく方針であることがわかりました。

Exclusive: Amazon to remove more content that violates rules from cloud service, sources say | Reuters
https://www.reuters.com/technology/exclusive-amazon-proactively-remove-more-content-that-violates-rules-cloud-2021-09-02/


Amazon is planning more aggressive moderation of its hosting platform AWS – The Verge
https://www.theverge.com/2021/9/2/22654512/amazon-aws-proactive-moderation-prohibited-content-terrorism

Amazonには「AWS Trust&Safetyチーム」が置かれていて、AWSを違法な目的で使用、あるいは悪用しようとする悪意ある人物から顧客・パートナー・ユーザーを守るために活動していますが、今回の報道によると、新たにAWS部門と外部研究者で協力し、脅威の監視を行っていくようです。

Amazonは「AWS Trust&Safetyチームは顧客がホストするコンテンツの事前確認はしません。AWSが拡大し続けるのに伴って、チームも成長していくと予想します」とコメントしたことをロイターは伝えています。

Amazonによるコンテンツ排除というと、2021年初頭に「コンテンツのモデレーションをしない」ことを理念として掲げていたSNS「Parler」をAWSから削除した事例があります。


また、クラウドからのコンテンツ排除という点では、Appleが児童性的虐待資料の拡散を防ぐための試みとして、iCloudに保存された画像を自動するスキャンするという施策の導入を発表し、セキュリティとプライバシーを損なうものだと反発された事例が直近で発生しています。

Appleが非難殺到の「iPhone内の児童ポルノ検出システム」について詳細説明資料を新たに公表 – GIGAZINE


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