【真相直撃】「UQモバイル」の新CMが今までと全然違うらしいので担当者に理由を聞いてみた結果…

ロケットニュース24

一度見たら脳から離れない印象的なCMを世に放ちまくってきたUQモバイル。その待望の新作が本日2021年8月31日、いよいよ発表された……んだけども。聞くところによると今回の新CMは、これまでと全然違うどころかまったくの別物らしい。

果たしてどんな内容に仕上がっているのか? そもそも、なぜそんな大胆に変えてしまったのか? 気になりすぎて夜しか眠れないので、詳しい話を聞くべくUQモバイルを提供するKDDIの本社に乗り込むことにした。よっしゃ行くぞオラッッッッ!

・いざ突撃!

……と、その前に、まずは公開されたばかりの新CM『UQUEEN 登場篇』を見ておこう。舞台は中世ヨーロッパを思わせる超立派な宮殿「UQ殿」だ。そこに暮らす満島ひかりさん演じる女王・UQUEENと……


松田龍平さん演じる執事。

建築、美術、衣装などなど、細部までこだわり抜いて作られた美麗な映像にも当然注目だが、それにしても、これは一体いつの時代の、どこの国のお話なのか? と思っていたら……


いや、スマホあんのかい。

・衝撃の事実

担当者によると実はここ、現代の日本のどこからしい。えええええええ!? そう、まさかの2020年代である。めっちゃ今じゃん! めちゃくちゃ令和じゃん!! その後、UQUEENは宮殿の執事・侍女たちを集めて “ある発表” を行おうとするのだが、気になる内容はというと……

ちなみに、松田龍平さんの貴重なドラムロールシーンにも要注目だ。おそらくあなたの想像の軽く1000倍くらいは下手だと思われる。さて、改めてUQUEENの発表内容はというと……


ドゥルルルルルル……

ダダンッ


「これからのスマホはすべて、この私が決める」

・強い

すべて決める、だと……? それも一人で? マジかよ。超強引、もとい決断力ハンパねぇなUQUEEN。つーか……これまでのCMと全然違ェェェェエエエエ! いくらなんでも別物すぎるだろ!! 大丈夫なのかUQモバイルは!? いや、大丈夫じゃねーなコレは!

というワケで、担当者に話を聞くためKDDIの本社に突撃だ! うおおおおおおお! こうなったら根掘り葉掘り聞きまくってやるぜ!!


行っけェェェェエエエエ!!!!!




──ロケットニュース24のあひるねこと申します。本日はよろしくお願いいたします。


「よろしくお願いします」


・インタビュー開始

話を聞かせてくれるのは、「KDDI株式会社 宣伝部 メディア・クリエイティブ企画室 室長」の合澤智子さんだ。ヤベェよ、いきなり超エライ人出てきたよ。さっきは奇声を上げながらエクストリーム入室してしまって、なんか本当にすいません。

──単刀直入に伺いますが、どうしてCMを新しくしようと思ったんでしょうか?


合澤さん「これまでUQモバイルは、いわゆる格安スマホ市場の中におりましたが、最近は安いだけの格安カテゴリというものがなくなってきていると思うんです。

そういった状況の中、今後は安さだけでなく、UQモバイルの魅力的なサービスや価値自体をスパッとシンプルに伝えられるような新たなコミュニケーションが必要になると考え、今回の新CMが生まれました」


──なるほど、それで『UQUEEN』に変わったんですね。私もつい先ほど見せてもらったんですが、すごく新鮮な驚きがありました。


合澤さん「ありがとうございます。『お、UQモバイルの以前のCMと変わったな』と感じていただければ、まずは成功かなと思います」


──変わりすぎていて、思わず突撃しちゃいましたよ。

合澤さん「UQモバイルは以前から “ビューティー感” みたいなものを大事にしていまして、このCMでは映像はもちろん、グラフィックとして見ても埋もれないような存在感を出していけたらと考えました」


──たしかに衣装や建築など、並々ならぬこだわりを感じます。


合澤さん「中世をイメージしたお城が舞台ということもあり、もしかしたら古さを感じてしまうかもしれないですが、よく見ると実はUQUEENの王冠がUQモバイルのカラーになっていたり、スマホカバーもUQモバイルをイメージしたデコレーションが施されていたりするんですよ。

舞台は中世風であっても、そこに新しさを散りばめることで、古く見えないような工夫をしています」

──大胆で無茶で、それでいて強いリーダーシップを持ったUQUEENと、ちょっと抜けた執事のやり取りも印象的で面白かったです。あんなにドラムロールが下手な人間を初めて見ましたよ。


合澤さん「良いところをスパッと伝えるには、それをガンガン連呼したり、強く訴えかけるという方法もたしかにあります。でもそうすると受け手側は、何というか『う……!』となってしまうと思うんですよね。

なので今回のCMでは、強さもあるけど、そこにウィットに富んだ表現をしたかった。ドラムロールが下手な(笑)、ちょっと抜けてる執事だったり、執事とUQUEENの絶妙な間だったり……。強いことを言ってはいるんだけど、読後感は『面白いじゃん』にしたかったんです。

クスッと笑えるような共感を生まないと、UQUEENがただのワガママな人になってしまいますから。UQUEENは強い女性ですが、傲慢ではないんですよ」

──「ここを見てくれ!」というシーンがあれば、ぜひ教えてください。

合澤さん「そうですね。例えばUQUEENと執事がホールに入ってくるシーンは、すごく荘厳な雰囲気に仕上がっていると思うんですが、そこからいきなりUQUEENが『足の指を挙げてくださーい』と言ってしまうようなギャップですかね。退場する時もずっと自撮りしてるみたいな(笑)

ギャップによる面白さ的な要素は今後のシリーズでも続いてくので、ぜひ楽しみにしていただきたいです!」


「これからのスマホはすべて、この私が決める」と豪語するUQUEEN。ここだけ聞くと何やら強引な発言だが、国民の声を聞いていないようで、実はしっかり聞いているのがUQUEENであると合澤さんは語る。執事が言うように、もしかしたら世の中を変えるのはUQUEENのような人……なのかもしれない。


ちなみに……


UQモバイルは2021年9月2日、いよいよ5Gに対応する! 対象のインターネットやでんきを利用することで、家族全員の利用料金が月額900円(税込990円)になる割引サービスも提供されるぞ。お手頃料金でありながら、品質の高さが好評のUQモバイルだが、その魅力はさらに増すばかりだ!

・続編に期待

CMなのに早くも次の展開が気になる『UQUEEN』シリーズ。UQモバイル、そして今後のUQUEENの発言にぜひとも注目していただきたい!

参考リンク:UQモバイル
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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